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109-ライフデザインカウンセリングで話すこと

 

ライフデザイン外来については、いくつもコラムを書きましたが、結構表現が難しいです。直接話を聞いて初めて、あっなるほどそういった趣旨の診療なんだと理解できる部分があるとよく言われます。

 

実際にいらっしゃる方は、美容をしたいと思うと施術だけだったり、皮膚の相談だと皮膚だけだったりと、両方から見て行けるのが助かりましたという方が多いです。

 

その方その方でいろいろ悩みがあります。ただライフデザインカウンセリングの30分で話すことは、それぞれの方でそれほど差があるわけではありません。

 

なぜかというと、皮膚は内臓の状態がでるので、最初は、顔の洗い方とか、どういうものをどう塗っていますかというお話を聞いて、それについて話をしますが、結局皮膚の話から、どうやって食事をしていますか、お腹の状態はどうですか、調子はいいですか、便秘はないですかという話になります。

 

お腹の調子は悪くないし、お腹が痛くもならないし、胃も痛くないし、でもそういう人でも胃腸が疲れる時はあるのです。

 

自覚がある人というのは、早めに自分でわかるので、ちょっと食べるのをやめたり、胃薬を飲んだりします。自覚がなくて胃腸が丈夫な人でも、胃腸は本当に丈夫かというと、胃腸は疲れる時があって、そういうサインが皮膚にでてくるのです。

 

こんな症状がでたら胃腸が疲れていると思って、ちょっと胃を休めましょうと言う話にいきますので、こちらが話すこととしては、どの方も大きくは変わりません。

 

でもやっぱり話している間に、この人ちょっと怪しいかな、病気があるなという時があったりします。そうすると採血をするとか、お薬を出すとかというところに行きます。

 

皮膚に関してだけですと、洗い方とか、どう保護するかのお話をして、こういう美容治療をやってみたいというのがあれば、2週間ちゃんと保護してから行きましょうと、それが1ヵ月のこともありますけれども、そういう風な流れです。

 

私のクリニック目白

院長 平田 雅子