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12-悩みのない足のために -タコとうおの目-

女性の足の悩みで多いのは、タコとうおの目

タコ胼胝(べんち)といって、放置していると、どんどん角質が厚く硬くなり、次第に盛り上がり痛みが出たり、むずむずしたりします。外から繰り返し受ける刺激が作用してできます。

 

足のタコは、靴による圧迫が原因で起こる事がほとんどです。慢性的に刺激を受けると、皮膚を厚くすることでその部分を守ろうとします。皮膚が厚くなるのは、生体防御反応がちゃんと働いている証拠でもあるわけです。

 

うおの目鶏眼(けいがん)といい、足底ゆびの間の狭い範囲に、繰り返し刺激が加わることで起きる、角質が厚く硬くなったもので、角質中央に芯ができます。この芯を目に見立てて、うおの目とか鶏の眼と呼ぶようになりました。この角質は、真皮の深いところに向かって円錐状に進んでいくため、上から押すと神経が押されて、針が刺さったように痛いことがあります。

 

このタコやうおの目の原因は靴靴に足を合わせて選んでいたり、ハイヒールで足先に重心が片寄ったりすることで起こります。

 

硬くなったタコやうおの目は、軽石に石鹸を付けて、円を描きながら軽く擦る位にしておきましょう。無理に爪切りやカミソリで削るのは止めましょう。削り過ぎると皮膚のバリアを壊すことになります。無理は禁物です。市販のスピール膏は、タコの大きさより一回り小さく貼るのがこつです。適切に使わないと、スピール膏がずれて、正常な皮膚を痛めることもあります。

 

うおの目は、円錐形に食い込んだ芯までを、くりぬくように削ります。が、自分でするのは難しいかもしれません。専門医に相談しましょう。

 

足のケアや皮膚科での治療で回復したら、繰り返さないように、靴選びをきちんとしましょう。足に合った靴を履きましょう。デザイン重視ではなく、足を守る靴を選びましょう。タコやうおの目に限らず、巻き爪外反母趾も、靴の影響は大きいのです。子供の頃からの靴選びが大切です。

 

最近は靴専門店には、シューフィッターの方が常在されているところが多くなりました。自分に合う靴を相談してみてはいかがでしょう。

 

私のクリニック目白

院長 平田 雅子