20-美人肌を作る習慣 -天然保湿因子を逃さない-

クリニックを受診される患者さんに、あまりに乾燥肌で悩む方が多いので、きっとコラムをご覧の方にも乾燥で辛い思いをしている方がいるのではと思い、もう一度、乾燥対策をお伝えします。

 

お風呂に入ると、痒くてかゆくて~という方も、眠れないくらい痒い(≧▼≦)という方も、少しだけ、身体の洗い方を見直して、快適な毎日をおくりましょうね。

 

まず、お湯の温度

 

シャワーやお風呂の温度はどのくらいでしょうか。熱すぎてはいませんか。冬でも40℃までにしておきましょう。40℃をぬるいと思っていませんか。この温度は皮膚の老化を早めないギリギリの温度です。理想は38℃です。

 

そんなの無理むりって思いましたか。そろそろ1℃ずつ下げていきましょう。次のには、急に熱くしないで頑張ることです。

 

そして神経をリラックスさせる温度も40℃までです。温まりすぎてはいけません。  痒くて眠れないくらいの方は、しばらくは浴槽に入らないようにしましょう。シャワーで流すだけにします。石鹸もお休みです。手でなでるようにそっと洗います。

 

かゆくなるのは汚れているからではないので、絶対にごしごし洗ったりせず、そっと流すだけにしてください。かゆくなるのは、皮膚の一番外側の角質層のバリアが落ちているからなのです。

 

丈夫な皮膚は、角質層が網目のように重なっていて、皮膚をしっかり守っていますが、乾燥がひどくなると、この網目がどんどん開いてやがて、はがれてしまいます。網目の隙間から天然保湿因子と言われる物質が逃げていき、また外からは原になる物質が侵入しやすくなります。乾燥対策は、皮膚を丈夫にする第一歩です。健康な美人肌をめざしましょう。

 

シャワーを浴びたら、保湿を忘れずに。

 

手持ちのオイル、軟膏、クリームなどピリピリしたりチクチクしなければ、何を塗ってもかまいませんとにかく保湿です。尿素入りのものや、メントール成分が入っているものは刺激になるので、乾燥して弱っている皮膚にはむきません

 

ケアさえきちんとできれば、1週間くらいでよくなる気配を感じるはずです。さて、多くの方は、少しよくなると油断をします。また、ゴシゴシ洗ったり、熱いお湯に入ってプハー\(~o~)/なんて浴槽で顔を洗っちゃったりします。でも、ここでグッとがまん<`~´>

 今日からずっと毎日そっと洗う習慣を身につけてください。ただし、2週間たっても少しも良くならなかったら皮膚科へね。

 

私のクリニック目白

院長 平田 雅子