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42-日光過敏症、日光アレルギー

 

陽射しが更に強くなってきましたね。

 

長い時間、日光に暴露されていると、誰でも皮膚にダメージを受けます。でも健康な人では問題が生じない程度の日光で、皮膚が露出している部分にだけ赤みや痒みなどが起きることがあります。

 

この反応は、日焼けとは異なる、光線過敏症が考えられます。日光過敏症があると、陽射しが強くなり始める頃に、いつもと変わらない日常生活痒みヒリヒリ感が出ます。

 

これは本人が意識していない日焼け、例えば洗濯物を干す短い時間ゴミを出しに行く時駅までの通勤時間などによるものです。

 

初めて半袖を着た日の夜にかけて症状が出ることが多いです。

 

対策は、徹底的に日光暴露を避けることです。

 

長袖、日傘、帽子、UVカット効果のあるサングラスを使いましょう。

 

日焼け止めクリームは、可能ならSPF50以上PA3+以上を用います。なるべく日陰側を歩き、10時から15時の日差しの強い時間帯は、外出しないなどの注意が必要です。

 

夏は日陰のオンナで生きましょ。

 

私のクリニック目白

院長 平田 雅子