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52-心もカラダも美しく -心身一如-

 

ときどき診察中に涙する患者さんがいます。張り詰めていらっしゃったんだと思います。泣ける人はまだよいのかもしれません。

 

心が弱っているときは、カラダも弱っているときです。そんなときは皮膚もぐらつくことが多く、ちょっとした刺激にも弱くなります。

 

こんなときの第1ケアは、保湿を重ねて冷やすことですが、心もカラダも抵抗力が落ちていたら、食事を見直すことも大切です。

 

食べ過ぎない、飲み過ぎない。あたりから始めてみましょう。長い目で見ると、自己啓発セミナーやメンタルを強くする勉強会に行く前に、まずは心が穏やかになる食事をお薦めします。

 

目で見て、香りを楽しんで、味わって、準備してくれた方に感謝。自分で作ったのなら、自分に感謝。インスタントでもいいから、好きな小鉢に装ったり、ソースを工夫して、ゆっくりかみしめて戴きましょう。

 

皮膚は内臓の鏡、心身一如、ぜ~んぶつながっていれことを忘れないでください。

 

私のクリニック目白

院長 平田 雅子