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248-緊急汗対策

 

夜は幾分気温が下がったかと思いきや、まだまだ暑い!

 

大汗をかいて皮膚のバリアが落ち、痒くなっている方が更に多くなっています。

 

家に帰ったらできる限り早くシャワーで汗を流しましょう。石鹸は使わなくてよいので、とにかく早く汗を流すこと。皮膚から汗を取り去りましょう。

 

クーラーが効いている部屋で汗がひいてサラサラになると、あの不快なベタベタを人はすぐに忘れます。

 

シャワーは明日の朝でいいやではなく、今日の汗は今日のうちに流しましょう。もし、シャワーが無理な場合は、濡れタオルかアルコールフリーのウェットシートでもよいです。

 

汗が皮膚の上に滞ると雑菌は繁殖し、臭いや皮膚炎の元になります。皮膚にカビが生えることもあります。汗をかかないようにするのは不可能ですが、汗の影響を最小限にすることはできます。

 

寝ている間にも汗はかきますから、朝もシャワーで流したいです。シャワーの後はしっかり保湿をします。汗をかくからぬりたくない方も、バリアを上げるための基本は、保湿と質の良い食事しかありません。

 

汗をうまくかけない方は、皮下に汗が溜まって汗疹(あせも)をつくり、更に汗をかくと、自分の汗でかぶれることになります。

 

あと2週間もすれば、秋の乾燥がじわじわ始まります。その辺りで皮膚のダメージやエイジングを早めないためにも今、今日この瞬間から皮膚を守りましょう。

 

ダメージ皮膚のサポートももちろんしますが、日常のサポートはもっと得意ですから、ひどくなる前にいらしてください。

 

私のクリニック目白

院長 平田 雅子