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268-医療と美容医療の融合

 

その場凌ぎの美容ではなく、医療と美容医療の融合を目指す場でありたい。

 

美容治療は、本人がしたいからといって、何でもしてよいわけではありません。

 

最近は10代や20代の若い方も、あれこれ挑戦しています。いろいろ試してみることには賛成ですが、皮膚の専門医が診れば、患者さんの顔が5年後、10年後にどう変化していくのか、大体は見当がつきます。

 

カウンセリングでは生活習慣を聞き、嗜好を聞き、老化のアクセルとなっていることをみつけ、何を今、気をつければ老化のスピードをゆっくりにできるか、1番何から始めればよいかを考えていきます。

 

また、皮膚は内臓の鏡と言われるように、胃腸の調子や疲労や、時には悪性疾患のサインもでます。過去の病気やメンタルな悩みも反映します。

 

今日の綺麗のためだけではなく、これから先、ずっと健康で綺麗でいるためのカウンセリングをしています。気を付ければ老化のスピードを落とすだけでなく、健康も維持できます。医療と美容医療を融合するカウンセリングという意味を込めて、ライフデザインカウンセリングと名付けました。

 

いくら高いものでも自分にあっていなければ、改善はしません。どんなものも、その人にあっていなければ全てはムダです。なぜ今、そうなったのか、なぜその状態なのか、何が原因なのか。

 

歳だからしょうがないのではなく、ケアの習慣が変えられないから、老化に勢いがついてしまうのだと考えています。老化を慢性の炎症と考えて、血小板の成長因子で修復をしていくPRPという治療がありますが、もしかしたら、老化の速度に個人差があることから考えて、老化も病気の一種なのかもしれません。

 

見た目だけでなく、内科的な健康とキレイを保つために、施術ありきではない、医師による総合的なカウンセリングが必要と考えます。

 

綺麗になるのに遅いことはないから。

 

私のクリニック目白

院長 平田 雅子