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274-遅延型食物アレルギー 正しく判断して健やかな毎日を

 

コラムの話題が飛び飛びになって申し訳ないのですが、遅延型アレルギーの検査を受けにいらっしゃる方の中に、無理な食事制限をしていて、とても心配が募りましたので、急遽お伝えいたします。

 

食物アレルギーは、本人にとってはとても深刻です。少しでも食べたことで具合が悪くなったり、軽いけれど、喉の詰まり感が出る、かゆくなる、顔にぼつぼつが出ると、心配で食べること自体が怖くなってしまいます。

 

少し位なら大丈夫、今日は体調がいいから食べられると挑戦して、同じように痛い目にあっても止めずに、果敢にトライする方もいらっしゃいます。

 

その一方で、怖くて怖くて、食べたらまたぼつぼつ出る、苦しくなると思うと、何も食べられなくなってしまうという方もいらっしゃいます。

 

油も肉も魚も、お米も小麦も全て止めて、ただただ野菜だけをストイックに食べているという方も少なくありません。気持ちはよくわかります。

 

ですが、闇雲にいろんなものを中止して、体調を壊したり、疲れやすくなっていては、日常生活は楽しくないし、非常に辛いものになります。

 

なので、一度きちんと原因を確認して、より良い生活につなげていただければと、切に思います。

 

患者さんの中には、長期に蛋白質を全く摂らず、もの凄い貧血を起こして、毎日毎日疲れ果て、息切れしながら、助けてという感じで来院された方もいらっしゃいました。

 

遅延型アレルギーの検査結果をふまえて、食べられるもの、少量なら大丈夫なもの、一度止めてみた方がよいものを、数値的にはっきりさせて、正しい制限食に取り組みましょう。

 

思い込みで健康を害しませんように、私からのお願いです。

 

私のクリニック目白

院長 平田 雅子


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