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280-アートメーク 実例

 

本日、アートメークをされたのは、70代の女性でした。今まで、自分の眉と真剣に向き合ったことがなかったとおっしゃっていました。

 

髪の毛も染めたことがなく、眉毛はほとんどないので、毎日出かけるときに眉毛を描くのが大変との事でした。

 

自分の眉は左右対称でなく、ほんとに書くのが難しくて、とにかくとにかく面倒なので、眉毛があったらなぁといつも思っていたそうです。

 

自然な感じのラインをお望みでしたので、髪の色に合わせて、アッシュという色を選び、デザインをして入れました。

 

なかなか1回では色が入りにくいことを説明しましたら、ご本人は、私のアートメークについてのコラムを読まれていて、シミが多いので、ひょっとしたら私、色がつきやすいかもねと笑っていらっしゃいました。

 

痛みはほとんどなく、マダムな印象でお帰りになりました。さて1ヵ月後どうなっているでしょう。

 

初回はデザインに時間がかかります。いつもの眉をかいてご来院ください。こんな眉にしたいとか、具体的な案があれば、お伝えください。

 

医学生だった頃、美容部員養成の講習を受けに行きました。本来、眉は、アイメイクが決まってから、全体のバランスを見て描くそうです。

 

眉だけがとても綺麗に描けたとしても、その時の目の印象と合わなければ、眉だけが浮いてしまい、顔全体の美しさは表現できないのです。

 

なので、『私のクリニック目白』では、ご自身の眉を基調に、そのままでも、自分で少し加えても、よい状態を目指します。

 

眉の形しだいで、上品にもワイルドにもなれます。全体のバランスが1番大事なことを忘れずに。

 

私のクリニック目白

院長 平田 雅子