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312-人に花を持たせる生き方を

 

先週、同級生が亡くなりました。闘病生活をしていました。

 

小学校1年生の頃から、女子に優しくて、いつも女の子の中に入ってきて、いろんな話に参加していました。女の子の中で、違和感なく溶け込んでいました。

 

小学生の頃からなかなかハンサムでした。そして男子にも人気がありました。いつもクッションみたいな人でした。

 

人はみんな、誰かに褒められるのが好きです。この彼は、褒めるのが上手でした。強いことばを発することはなく、いつも落ち着いていました。

 

医者という立ち位置で、思うことはいろいろありますが、患者さんの生活態度をせめたところで、起きている数値の悪さはあまり変わらないのだったら、これからどうしたらその人が、楽に気分良く暮らせるかを考えていく方が良いですね。

 

ある程度の年齢になったら、そんなに頑張って、きっちりしなくてもいいのかなと思います。

 

そんな意味で、記憶の中にいる同級生は、人にいつも嫌な思いをさせなかった。人に花を持たせる生き方をしていた気がします。

 

女の子にいつも、可愛いいねとか、綺麗だねとか、優しい言葉をかけていました。それでいつもなんていうか、女の子をいい気分にさせていたと思います。

 

そんな、人に花を持たせる生き方を目指したいです。

心からご冥福をお祈りいたします。合掌

 

私のクリニック目白

院長 平田 雅子