· 

331-日光過敏 秋も日光には気をつけて

 

病的なほどではないにしても、日光過敏症は、意外と多い疾患です。

 

日光にしっかり当たって赤くなるのが、日光過敏だと思っている方が多いのですが、全く日に当たった自覚がないくらいの陽射しでも起こるのが、日光過敏です。

 

冬でも、曇りの日でも、窓越しの陽射しや、少し日光の下にいるだけで、すぐ赤くなるとか、数時間経ってから赤くなるなどの症状が起こります。

 

何となくいつも赤ら顔だったり、腫れたような熱感を感じていることが多く、白人の方や、色の白い方にはよく見られます。

 

そして多くの方は、赤ら顔に違和感を持たず、自分が日光に敏感だとは思っていません。そのことが1番問題のような気がします。

 

例えば学校の教室で、窓側の席だったり、外にゴミを出しに行ったり、ベランダで洗濯物を干したり、布団を干している間に、日光の影響を受けます。

 

内服薬の影響で、日光過敏になっていることもあります。

 

何となくいつも顔が赤くて気になるようでしたら、ご相談ください。

 

秋になりますが、日焼け止めクリームは、しっかりたっぷり塗りましょう。

 

私のクリニック目白

院長 平田 雅子