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353-冬型うつ病もどき

 

最近陽射しが短くなってきたせいか、朝起きた時から鬱々するという方が、結構増えています。

 

冬型うつ病と呼ばれる疾患もあるのですが、はっきり、そこまでの状態でなくても、何となく冬になると、いつも調子が悪いという方はいらっしゃいます。

 

そんな方にいつもお勧めするのは、起きたらすぐに電気をつけて、部屋を明るくする。

 

外が晴れていても、家の中は少し薄暗いこともありますし、特に奥にあるキッチンでは、しっかり電気をつけて、明るくして行動することをお勧めしています。

 

可能ならば、カーテンを開けて日差しに当たる、ベランダに出て、日の光を5分でも浴びる。もっと可能ならば、外に出て10分でも20分でも、ちょっと散歩してみると言うのを、毎日でなくても、時々でもすると、気分が良くなるのではないかなぁと思います。

 

できることなら、私も朝日と共に目覚めて、日が暮れたら家に帰って、早く寝ると言う生活をしたいなと思います。

 

実際は、夜は遅くまで仕事の片付けをしていたり、会合があったりで、家に帰るのが遅くて、食事の時間も10時から11時位になることもあります。

 

でも、なんとなくメンタルが強いので、具合が悪くなることはありませんが、それでもやはり、早寝早起きが望ましいと考えています。

 

寒くて乾燥が強い、すごしにくい季節が来ます。睡眠だけでも確保しましょう。

 

私のクリニック目白

院長 平田 雅子