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363-色素性痒疹 弱点をつくらない

 

色素性痒疹(しきそせいようしん)という、若い女の子に起こる、ちょっと不思議な皮膚の病気があります。

 

この疾患は以前から、ダイエットに関係して起こると言われています。

 

ストイックな糖質制限のダイエットで起こりやすく、首の後ろや胸周り、ちょうどブラジャーの周りを囲むような形で現れます。

 

最初は、ぶつぶつと大型のニキビのように出てきて、非常に痒く、かき壊している間に、どんどん融合した形になって、網目状または樹枝状と呼ばれる状態になります。

 

元々はぶつぶつ赤いのですが、だんだん治りかけに色素沈着を起こします。

 

ダイエットしてから出てきたことに気づいて、すぐに中止して治療を開始すると、短い時間で跡形もなく消えることもあるのですが、掻きこわして経過が長くなると、治療によって辛い痒みが取れた後も、網目用の色素沈着が残ることがあります。

 

この疾患は、ダイエットをするたびに繰り返すこともあります。

 

年に1〜2回来院される、色素性痒疹の学生さんがいらっしゃいます。どうも経過を見ていると、ちょっと忙しくて食事をスキップしたり、少食の日が続いたりすると、ダイエットをしているわけではないのにできます。

 

またダイエットをしていなくても、疲れたり、体調が悪いと出たりするようです。

 

調子が悪いとき、個々に弱る部位は違いますが、自分の弱点を知って、早め早めにケアしましょうね。

 

私のクリニック目白

院長 平田 雅子