· 

386-はじめに言葉ありき

 

言葉は時に、心に突き刺さる。痛いほど刺さる。

 

ありがたい言葉は、優しく刺さるけれど、辛い言葉や重い言葉は、いつまでも抜けずに刺さる。

 

言った側が、すっかり忘れていることに気づかずに、言われた側は、いつまでも思い出しながら辛くなることは、日常よくあることです。

 

自分を潰す言葉に気づいたら、自分で抜こうね。

 

親兄弟や上司に傷ついて、来院される方もいらっしゃいます。

心の痛みは、内臓機能の働きを悪くしますし、抵抗力も落とします。

皮膚の調子さえも壊します。

 

強い言葉には抵抗せずに、流そうね。

泣いてもいいよ。助けてって伝えてね。

 

はじめに言葉ありき。優しい言葉を選んでね。

 

私のクリニック目白

院長 平田 雅子