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438-一日のスタートはおなかを温めてから

 

そろそろ梅雨の時期に入ります。じめじめと湿度が高いことで、実際の気温より蒸し暑く感じたり、逆に少し肌寒い日もあります。

 

最近は、季節を大きく離れたような日和の日も多いので、寒がりの方は、薄手のカーディガンでも持って出かけるのが賢明です。

 

気温の変化に合わせて脱ぎ着しやすい格好をして、体調を崩さないように、いつも自分の感覚で気をつけていきましょう。

 

身体や足元が雨に濡れた時は、濡れたままにせず着替えたり、履き替えたりして皮膚を守りましょう。濡れたままにしていると、カビが繁殖しやすいので、注意が必要です。

 

足だけではなく、身体の皮膚にもカビは生えます。自己判断せず、長引く皮膚炎は、皮膚科を受診してください。

 

また梅雨時は、疲れが出やすい時期でもあります。これからやってくる過酷な夏に向けて、ここで調子を崩さないようにしたいと思います。

 

体調を保つ鍵は、胃腸の状態です。腸内環境を調えて立ち向かいましょう。以前にもお伝えしましたが、元気を出そうとして、焼肉や、唐揚げや、こってりしたものばかりメニューに選ばず、野菜を蒸したものなど、消化に良いものをよく噛んで、味付けは濃くしないで、ゆっくり召し上がってください。

 

身体の外側は、暑い時に冷やすのはいいですが、内側は冷えないように、朝起きてうがいをして、口内をきれいにしましたら、温かい50℃くらいの白湯を摂りましょう。

 

"一日のスタートは、おなかを温めてから"を忘れずにね。

 

私のクリニック目白

院長 平田 雅子


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