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454-医療現場でのコミュニケーションは、うまくいっていますか

 

この状態で普通のクリニックに行ったら、おそらく強い塗り薬や、強い飲み薬が出るだろうなと思う状況によく遭遇します。

 

話をよく聞けば、原因になっている生活習慣が見えてくることがあるので、その場合は、環境を整えて、食事や生活を変えれば、かなり改善することが多いのです。

 

しかし、初めてお会いして、短い時間診察したときには、その状況をまずどれだけ良くするかが大事なことでもあるので、強めの薬を使わざるを得ない場合もあります。

 

診察は、本来は時間をとって、よく話を聞くことが必要です。

 

感染防御のついたての向こうで、マスクで声がくぐもっていたり、机が大き過ぎてドクターが遠かったり、パソコンだけ見ていて患者さんと目を合わせてくれなかったりでは、なかなか聞きたいことを質問できないでしょう。

 

困って来院された患者さんに、何か1つでも希望を持って帰っていただけるように、どの医師も、改善してほしいと思う気持ちは同じだと思うのですが、なかなかそれがうまく態度で伝わらないこともあり、ほんとに申し訳ないこともあります。

 

マスクのときは、なるべく大きな声で、笑顔で寄り添う医療を提供したいと考えています。深いお話や質問が多いときは、ライフデザインカウンセリングでお待ちしています。

 

私のクリニック目白

院長 平田 雅子


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