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473-肌荒れのときは、身体を大切に扱おう

 

ときどき、症状がよくならないからと、あらゆる検査をしたり、栄養剤をたくさん飲んだり、積極的に新しいことに取り組む方がいらっしゃいます。

 

自分が思うように良くならないと、いろいろ対策を考えるようです。

 

顔が赤いので、赤みを取るために美容の治療を希望したり、カサカサと皮膚が浮き上がってくるので、それを取るのにピーリングをしたり。

 

そして逆に肌が荒れてしまい、とんでもないことになって来院される方もいます。

 

乾燥しているのだとしたら、乾燥を取るための洗い方や、保湿をするのが基本です。赤いのであれば、赤くなる理由を考え、それに見合うことをするのが基本です。

 

身体の疲れや、体調の悪さは、必ず原因があります。栄養をたくさん摂ったり、サプリメントを飲むよりも、まず疲れの原因を確認しましょう。

 

検査しても何も見つからないのであれば、食事をきちんとしてみること。食事をする前に胃腸の状態を確認して、食べすぎない、よく噛んで食べるなど、まずは胃腸をいたわることが先です。

 

信じられない位、忙しい生活をしていて、適当な食事や、睡眠不足を変えようとせず、難しい検査ばかりして悩むのは、何かおかしいなと思います。

 

私のクリニック目白

院長 平田 雅子