
20年ほど前から、腸内環境についての情報が発信され、腸内フローラとか、腸管免疫という言葉がよく聞かれるようになりました。
最近では、実際に便を採取することによって、自分の腸内細菌を知ることができます。
腸内細菌は、生まれたときの環境で決まると言われ、まるで酒蔵とお酒の関係のようです。
便秘や下痢という消化器症状だけでなく、メンタルの病気や、小児の腎臓の病気にも影響していると言われています。
皮膚はもちろんですが、食べているもので人は作られています。しかし、何を食べてどう反応するかが、それぞれの細菌層によって違います。同じものを食べても、皆が同じ反応をするわけではありません。
それぞれの腸内の環境を整えることが、健康で綺麗にとってとても大事です。
腸内細菌には、善玉菌、悪玉菌、日和見菌があり、日和見菌は、体調や、食べたものによって、善玉菌の味方になったり、悪玉菌の味方になったりします。
1度自分の腸内環境を見直してみたいものです。
12月から「私のクリニック目白」でも、腸内フローラの検査ができるようになりました。料金を含めた詳細は、またご報告いたします。ぜひこの機会に調べてみてください。
皮膚のコンディションも、腸内細菌が握っているようですよ。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子