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553-目の周りの乾燥、赤み、痒み

 

寒くなって、湿度が下がり始めたあたりから、目の周りの乾燥や、赤みや、かゆみを訴える方が増えてきました。

 

原因は、単純に乾燥なのですが、本人はあまり乾燥させているという自覚がありません。

 

目の周りの皮膚は、普通に乳液やクリームを塗ったつもりでも、上まぶたにも下まぶたにも、鼻の横の凹みにも塗れていないことが非常に多いのです。

 

目の周りに、丁寧に指で上から押さえて塗る位でないと、全く皮膚を守れていません。保湿のために塗ったはずなのに、目の周りの皮膚にクリームが届いていません。なので、全く守れていないのです。

 

皮膚の乾燥は見えない傷です。

 

瞬きは 、1時間に1,200回くらいと言われています。17時間くらい起きているとしたら 、1日に2万回以上、瞬きをしていることになります。

 

眼は、風が吹いただけでも閉じたり開いたりしますから、瞬きのたびに見えない傷は広がります。

 

この傷のせいで、化粧水がしみたり、痛痒くなったりします。見えない傷は、やがて乾燥ジワや、色素沈着になります。今夜から目の周りに丁寧に塗ってみてください。

 

以前お伝えした、「平田式2週間ルール」で、2週間頑張っても良くならなかったら、受診してください。

 

さらに詳しく保湿の習慣の改善をご希望でしたら、ライフデザインカウンセリングをご受診ください。

 

私のクリニック目白

院長 平田 雅子