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619-皮膚症状は身体の中からのサイン

 

疲れたときには、元々自分の弱いところがダメージを受けやすいという話を以前しました。

 

胃腸の弱い方は、疲れが続くと消化不良を起こしたり、胃もたれや胃の痛みを実感することが多いですし、頭痛持ちの方は、弱ってくると、頭痛や目の奥の痛みを起こします。

 

そして皮膚の弱い方は、湿疹が出たり、皮膚が赤く腫れたり、蕁麻疹であったり、中から吹き出すように赤みが出てきたりなどが起こります。

 

皮膚をずっと診ていますと、昨日まで何でもなかったのに、急に唇が腫れたり眼が腫れたり、もちろんヘルペスのこともありますが、かゆみが湧き上がったり、ムズムズした違和感が続くなどの症状を起こします。

 

食べた後に痒みが出たり、ざわざわとするようなときは、食物アレルギーも疑ってみましょう。

 

元々のアトピー性皮膚炎が悪化したり、掌蹠膿疱症や、乾癬が悪化することもあります。  

 

体の内側と外側は、やはりつながっているといつも思う瞬間です。腸内環境を整えることも必要です。

 

昨日から気温がかなり上がってきました。暑さだけでなく、激しい温度変化もまた、身体を疲れさせます。

 

自身の体調を確認しながら、皮膚を守りましょうね。

 

私のクリニック目白

院長 平田 雅子


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