· 

623-脱水をあまくみないでくださいね

 

花粉症による皮膚のダメージも落ち着いてきて、気温も上がってきたので、冬場の唇の乾燥も治る頃なのに、今年はなかなかよくならないという患者さんがいました。

 

原因は、脱水だと思います。

 

脱水は、身体にとっては大きなダメージとなります。すべての酵素が働くのにも、潤いのバランスや体調を整えていくのにも、身体の中の水分の役割はとても大きいです。

 

体内の乾燥は、いわゆる脱水ですので、そのサインとして1番に現れるのが、口唇の渇きになります。

 

またもっと乾燥が強くなってくると、脱水が進んで、足がつるなどの症状も起こります。朝方や運動中に足がつるなど症状がでやすくなります。

 

はっきりと体内の水分が足りない証拠ですから、喉が乾いていなくても補水をしてください。水分は水や白湯などでも良いですし、スポーツ飲料でも良いですが、あまりカロリーがない甘すぎないものが望まれます。

 

ご存知の方も多いのですが、カフェインの濃度が高いコーヒーや緑茶、紅茶、また、利尿作用の高いアルコールなども、脱水を引き起こす原因になりますので、ビールをたくさん飲んでいるから、水分の補給ができていると思わないでくださいね。ちゃんと水分を補給をしてください。

 

これから日に日に暑くなります。またあの苦しい位の夏の日到来に向けて、水分を取る習慣を身に付けていただきたいと思います。

 

私のクリニック目白

院長 平田 雅子


関連する記事へのリンク:

226-脱水(2020)

468-脱水に注意