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626-体調日誌のすすめ

 

今、目の前に何千人もの女性がいたら、伝えたいことはただひとつ。「自分のことを知ってください。」ということ。

 

自分がどんな時に調子が悪くて、どんな時にご機嫌で、どこが弱くて、どんな天気が苦手で、例えば生理前に頭が痛くなるとか、牛乳、コーヒーをとると調子が悪いとか、自分を観察して自分を知ってください。

 

そのためには、体調日誌つけると、ある程度自分の反応が分かります。

 

女性は、生理の前後で体調が全然違います。漢方でいうところの証が変わります。生理前まで、毎日辛い辛いと日記に書いていたのに、生理が始まった途端に、今までの辛さは嘘のように消えて、とても気分がよくなる方もいます。女性ホルモンに左右されるためです。

 

自分がいつどんなふうに心が変わるのか、身体が変わるのかを知ってください。それがまず 1番大事です。

 

もし自分の反応がある程度わかれば、例えば満月が近づくと頭が痛くなるという方は、前もって頭痛薬を飲む。もしくはいつも準備しておいて、痛み始めたら早めに飲んでしまうとか。

 

それが無駄のない人生につながると思います。風邪をひきやすいのであれば、いつも風邪薬を持って行動します。どうぞ試してみてください。

 

私のクリニック目白

院長 平田 雅子