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666-健康で綺麗な皮膚の基本のキ

 

12年前に小学館から、

「水だけ洗顔で、一生美肌!」

~のべ100万人をみてきた皮膚科医が教えます~

という本を出しました。

 

反響はいろいろでしたが、その時に伝えたかった基本のキは3つ。その考えは今も変わりません。

 

どんなに美容施術をしても、どんなに美容外科的な手術をしても、土台の皮膚がしっかりしていないと、美しさを保つのは難しい。これは真実です。

 

基本の3つは、

① 洗いすぎない

② 保湿

③ 日焼けを防ぐ

です。

 

皮膚にとって1番大事な事は、ほどよい湿潤状態を保つこと。そのために、自分の皮脂をなくさないような洗い方がまずは大事。そして徹底的な保湿と、紫外線から皮膚を守ることです。もう少し詳しく説明します。

 

① 洗いすぎない

こすらずに洗う。クレンジング剤を使うなら、顔をこすらないこと。そっと滑らせるように洗う。必ず水で流す。ダブル洗顔は、皮脂が多いこめかみと小鼻だけにします。皮脂が少ない部位は、水で流すだけでも充分です。

 

② 保湿はお化粧の上からでも

朝の保湿の後、夜の保湿までの間12時間、何も塗らないで過ごしてはいけません。1日2〜3回の保湿で足りる方もいれば、1日10回塗っても足りない方もいます。自身の皮膚を把握しましょう。

 

③ 紫外線は老化の源

普通の生活で、必要な紫外線量はカバーできています。積極的に当たる必要はなし。遮光に徹しましょう。日焼け止めクリームは、SPFの数値ではなく、ぬる回数が大事です。

 

基本のキ、忘れずにね。

 

私のクリニック目白

院長 平田 雅子