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688-挨拶をしない子供

 

先日家を早く出た日がありまして、ちょうどエレベーターの中で小学生たちと遭遇しました。

 

私がエレベーターに乗った時点で、お母さんと一緒に小学生が一人いたので、普通におはようございますと挨拶しましたら、お母さんは挨拶を返してくださいましたが、子供はじっと私を見ましたが、何も言葉を発しません。

 

そして下の階に行きましたら、2人目の小学生が1人乗ってきましたので、おはようと声をかけましたが、何も返事はありません。

 

ホントに!?と思われるかもしれませんが、またその下の階で、もう1人小学生が乗ってきて、おはようと声をかけましたが、やはり返答はありませんでした。

 

これって普通?

 

挨拶は、コミュニケーションの基本中の基本と育ってきた昭和な私は、3人とも挨拶をしないというのが、何かちょっと寂しい気持ちになりました。

 

知らない人に話しかけられたら応えてはいけないという教えが、今はあるのかもしれません。誘拐されるかもしれないし、でもさ、同じ所に住んでいるのだから。それに君たちを誘拐したりしないから。

 

一瞥して何事もなかったような顔しないで欲しいなぁ。

 

挨拶をしないと、人との関係は簡単に壊れると思うのですが、最近は違うのかしら。

 

いつだったか、なぜ挨拶をしないといけないのかという、若者のディベートみたいなのを聞いたことがあります。

 

挨拶しない派は、挨拶をしてもメリットがないとか、恥ずかしいとか、人とコミュニケーションをとりたくないとか、緊張するとか、そもそも挨拶するかは自分が決めればよいから話題にすることではないとか。

 

小学生に限らずの傾向なのでしょうね。

 

挨拶は鉄則と思っている私は、ちょっと不思議な気持ちになります。

 

きっと、うざいオバはんって思われるのだろうな。まぁいいですけどね。

これからも挨拶は続けていきます。

 

私のクリニック目白

院長 平田 雅子