暑くなった頃から毎日、コロナに罹っていました、という患者さんが続いています。
後遺症が全く残らない方もいらっしゃいますが、軽症としては匂い、味がしばらく鈍感、疲れやすいなど挙げられます。
患者さんの訴えとしては、
・飼い猫のお尻が臭いのがわからなくなった
・赤ちゃんがうんちをしていたのに気づかなかった
・味が濃いのか薄いのかわからない
・食欲が出ない
・寝ても寝ても眠い
・気がつけば気を失ったように眠ってしまっていた
などです。
これらは、個人差はありますが、 2ヵ月くらいで回復してくると言われています。
なお、のどの違和感や咳がある場合は、長期に続くことがあるので、病院を受診しましょう。
また、小児は本人がよくわからないので、消化器症状や呼吸器症状に、親御さんが注意してください。一見元通り元気そうでも、学校や幼稚園から帰ると、体力を消耗していることが多いので、よく観察しましょう。
罹患者のお話を聞きますと、その方の弱いところに症状が残りやすいようです。元々痛いところ、痒いところ、辛いところは大事にしてください。
湿疹が出やすい方は、今まで以上に優しく洗って、皮膚を温めないように。痒いところは冷やす、洗剤を半分にするなど。
アトピー性皮膚炎や、食物アレルギーが酷くなったという報告は、思いの外、多いです。仕事が出来なくなる程の後遺症ではないのですが、痒みの継続は辛いです。
皮膚の症状が強く出る方には、思い切って、タオルや敷布団の全取っ替えを薦めています。また、洗濯槽の洗浄も忘れずに。
最近の高湿度ではダニ、カビが急増しますから、対策してください。
だるさは、経験者にしか理解できず、なまけていると思われたりします。病み上がりに無理をすると、かえってだるさが長引く傾向があるので、無理せずに。休むことが治療です。お大切に。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子
「先月コロナに感染したんです」とか、「先週まで自宅待機をしていました」という声を、毎日聞くようになりました。
コロナ感染は、まだまだ収束の気配を見せません。
隔離が解除されて、もう仕事に復帰してもいいよと言われても、しばらく咳が続いたり、味覚障害が残ったり、だるさが取れないと言う方も多くいらっしゃいます。
いわゆるロングCovidと言われる後遺症で、辛い思いをしている方も多いのは、周知のところです。
4回目のワクチン接種は、当初60歳以上の方、60歳未満で基礎疾患のある方が対象でしたが、その後医療従事者もプラスとなりました。
オミクロン株対応のワクチンは、9月中の接種を目標としていると言う報告がありますが、詳しい連絡はまだありません。
全国的に感染レベルは高いままであることを考慮しますと、新しいワクチンを待つよりも、従来のワクチンを打つことを考えた方がいいかもしれません。
3回目を打っていない方、4回目を迷っている方は、一度抗体価を測ることをお薦めします。
抗体価がある程度高ければ、どの株でもある程度は抵抗できますが、抗体価が下がっていたら、次の手立てを考えなければなりません。
自身の抗体価がわかれば、行動範囲の注意喚起も変わると考えます。また、今後のワクチン接種の時期の目安にもなります。是非一度確認を。
また、私のクリニック目白では、現在毎週金曜日、土曜日に、ワクチン摂取時間を設けています。
3回目がまだの方も、受付をしておりますので、迷っているのでしたら摂取をお勧めいたします。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子
感染していることに気づかずに、ウイルスを媒介して他人にうつしてしまう可能性は、誰にでもあります。ウイルスは目に見えないのです。
なので、本人が何故感染したのか分からないという、感染経路不明の感染者が増えているわけです。顕著化しない感染がたくさん起きています。
栄養状態が悪かったり、病後や過労などで弱っていて、ウィルスに打ち勝てる抵抗力がなければ、簡単に感染して症状は強く出ますが、抵抗力があって、抗体がある程度高ければ、感染が成立しても症状が出ない場合もあります。
行動範囲が広い人ほど、不明感染が多いと思われます。人混みではマスクを確実に。感染成立の時間は短いと思われるので、気になったら、いつでも直ぐにうがい、手洗いをお願いします。
現在、感染が急拡大しています。検査キットも不足しています。発熱、喉の違和感、咳、筋肉痛、味覚臭覚の異常、倦怠感などがある場合は、自主的に自宅隔離してください。
症状は全部揃うわけではありません。咳だけでも、喉の痛みだけでも疑ってください。休むのも思いやりです。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子
コロナの感染者数が、突然また増え始めました。夏休みの計画を立て終わっている方も多いと思うのですが、気になる上昇です。
この先、お盆前後に移動される方が増え、移動距離も長くなると、感染の広がりも激しくなることが予想されます。
1回目、2回目のワクチンは、打ちたい方が殺到し、予約を取るのが大変でした。3回目の接種は激減し、破棄になったワクチンもたくさんありました。
感染力が強くても、重症化が減ったことで、少し安心した方が多くなったのと、ワクチンの副反応があまりに強くて辛かったからでしょうか。
そして熱中症防止のため、マスク着用の基準もだいぶ緩みました。用心の足りなさを感じます。
今一度マスク、手洗い、うがい、人混みを避けることを確認してください。油断してはいけません。コロナウイルスを舐めてはいけません。
すでに高齢者や基礎疾患のある方では、4回目が始まっています。今からでも遅くはないので、3回目がまだの方は、接種をお勧めします。
自己防衛が何より大事です。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子
東京に緊急事態宣言が発令されてから3週間が経ちます。夜間は静かですが、新宿も池袋も渋谷も、繁華街はあまり人が減った感は正直ない気がします。
ただ、皆どこか緊張していて、手洗い、うがい、消毒は頑張っていますね。それでも思うように感染者が減らないのは、やはり、気づかないうちに陽性者と接触しているのだと思います。
感染を回避するには、やはり密になることを避けることだと思います。昼間だから、8時前だから大人数でお店に行っていいと言う事は全くありません。来店は2人までか、家族単位としたほうがいいのではと思います。
夜8時と言う時間が妥当かどうかは分かりませんが、飲食店の方たちは、もともと衛生上の事はものすごく気をつかっているわけで、感染が成立するのは飲食店が悪いわけではなく、そこに大人数で集まることが問題です。そして長居をしないことです。
現在、個人の医療施設はかなり空いています。慢性疾患でかかっていて、コロナ対策で病院がいつもの患者さんに対応できなく、ずっと飲まなくてはいけないお薬が切れていたら、身近な開業医を受診して、お薬の継続をしていただきたいと思います。自己判断で長期に飲んでいたお薬をやめてしまうのはとてもいけないことです。
そしてもし個人病院に行くのに、待合室の混み具合などが心配でしたら、電話をして確認してみましょう。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子
新型コロナウイルスに対応して、クリニックでしていることを再度お伝えします。あなたの事業所での対策として参考になれば幸いです。
・入館後の患者さんのアルコールでの手指消毒、検温、希望がある方は手洗い、うがいもできます。
・ドアノブや掲示物の消毒、診察室の換気(開院時から環境設計を取り入れています)
・スタッフ全員のマスク、うがい、手洗いの強化、医師とナースは一処置一手洗い
・スタッフの朝の検温、サチュレーションチェック(血中酸素濃度から肺炎の兆候がわかります)
・スタッフの抗酸化力を上げるために高濃度ビタミンCの点滴を週1回程度しています
・診察室にはシールドを設置
・採血、美容治療時には必要に応じてフェイスシールドを使用
よく、患者さんからは密が怖くて病院に行けないと言われますが、当院では待合室が広いので、普段からソファ1脚にひとりというスペースを確保しています。
事業所のスタッフの方やイベント会場スタッフの方は、
・必ずマスク
・必要に応じて手袋
・手洗い、うがい、
・来場者の検温
・部屋の換気には十二分に注意
・いろいろ触った手で自分の顔を触らない
以上がちゃんとできていれば、感染者との強い接触がない限り大きな心配はありません。
最近、ソーシャルディスタンスが少し甘くなっている気がします。くしゃみをすれば、瞬時には風速40kmくらいでウイルスも細菌も飛んでいきます。
これは今始まったことではなく、ずっと昔からなのです。でも私たちは、そのことをここに来て初めて注意するようになりました。知ることとは恐怖を強く感じることにもなります。
でも、ウイルスの威力が変異しても気をつけることは同じです。知識が増えることは、自分のことも周りのことも守ることにつながります。正しい情報を取り入れて心配しすぎずにいきましょう。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子
日々暑さが厳しくなっています。外の移動時にはマスクが辛くなってきましたが、歩いていて苦しくなったら、顔から離して深呼吸してください。
下側を少し表側に折って、顎裏を涼しくしたり、素材を工夫したりしましょう。涼しいものは目が荒いこともありますから、環境に応じて考慮は必要ですが、熱中症で倒れないように気をつけましょう。
外ではマスクはいらないときもありますが、マスク警備隊みたいな方に怒られるらしいので、人が多い場所ではちゃんとしておきましょう。
でも、マスクをつけろと注意する方が、鼻と口を出して大声で怒っていてはいけません。マスクから、鼻が出ていると全く防御になりません。顎マスクはもう全然ダメです。
マスクだけで100%ウイルスを遮断することはできませんが、エアロゾルの回避はかなりできると考えます。
Covid19に限らず、風邪などのウイルス感染でのくしゃみや咳の飛沫は、水分を含みます。これを浴びなければ、ほぼ感染は成立しません。
この飛沫の水分が蒸発して、ウイルスだけになったものを、エアロゾルと呼んでいますが、水分がなくなると浮遊しやすくなるため、少し離れているところまで漂っていきます。
くしゃみや咳以外にも、大声や、歌を歌ったりで息が遠くに飛ぶことで、エアロゾルが発生します。このエアロゾルを防ぐのにはやはりマスクしかありません。
マスクは無駄と言う医師もいますが、たとえ少しでも効果があるなら、しっかり使いたいですよね。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子
当初より続いているマスクによる肌荒れや、消毒薬による手荒れは、良くなったりまた荒れたりの繰り返しの方が多いのですが、最近目立ってきたのは、在宅ワークで不規則に食事していたり、食べ過ぎによると思われる口周りのニキビです。
口からお尻まで一本の管ですから、胃や腸が疲れると口周りにサインが出ます。よく言われるように、皮膚は内臓の鏡、弱った状態を反映します。在宅時間が長くなったことで鏡を見る回数も増えているようで、いろいろ試し過ぎてこじらせている方が多い印象です。
中には遅延型の食物アレルギーに気づかず、合わないものを知らずにたくさん食べ続けて、ビックリするくらい悪化させている方もいます。ひどくなる前に専門医に相談しましょう。
また、自粛の影響で、工場もお休みで空気が綺麗になっているせいなのか、陽射しが邪魔されずに届いているような気がします。思わぬ日焼けでシミを作らないようにU Vクリームを持ち歩き、2~3時間に1回は上から重ねて塗ってください。
残念ながら、U Vカット加工のマスクはほとんどありませんから、マスクをしていても付けていないのと同様に焼けます。マスクをつける前に基礎化粧の一貫としてU Vクリームまで塗りましょう。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子
もうすぐ関東の自粛も解除になりそうです。
stay homeを頑張ったおかげで、国内では、だいぶ感染者が減少してきてはいます。成果が出たと思います。ただ、ウイルスが潜んでいることは周知の事実ですから、油断無きよう、用心していきましょう。
「三密を避ける」の意味をもう一度確認します。
1、密閉を避ける
まずは換気。部屋が広くても風の流れがなければ換気はできていませんから、30分に1度、窓を開けたり、ドアを開けたり、可能なら開けっ放しでもかまいません。換気扇があればフル回転させましょう。窓がないオフィスは扇風機などを置きましょう。
2、密集しないこと
例えば、しっかり換気をした状態で、100人入る部屋に20人が、適切な距離をとって同じ方向を向いて座り、マスクをして静かに、講師やアーティストから離れた位置で、イベントに参加するのであれば、感染の可能性は極めて低いと考えます。 息が遠くに飛ばなければ、心配は少ないことになります。
主な感染経路は鼻と口 歌ったり、大声で叫んだりしない限り、人の息が届くのは約1㎡なので、自分の1mと相手の1mで、ソーシャルディスタンスは2mなわけです。息は通常前に、風がない状態では真っ直ぐに飛びますから、横並びが推奨されるのです。
お買い物や遊戯場や飲食店も、他人との距離が取れていれば大丈夫。心配し過ぎずに。
3、密接をなくす
日本では挨拶のハグやキスや握手は、元々少ないので、普段の生活では密接は少ないと思います。深くは追求しませんが、いろいろな場面で接近し過ぎないようにしてください。
今回のウイルスの厄介なところは、感染した人が必ず発症していないことなのだと思います。今までの騒ぎになったウイルス感染症は、かかったらほぼ100%症状が出ていたので、隔離しやすく封じ込むことができたのです。
爪が青くなるとか、おでこが白くなるとか、無症状感染者にサインがでて、あ!あの人感染してる。と、わかると良いのですが、はっきりしないのが困ったところです。
有名な医師や人気のコメンテーターがどんなに怖い話をされても基本は変わりません。うがい、手洗い、顔に手を近づけない。この辺りが、やはり、一番大事です。自分にとって正しい情報をみつけて、乗り切りましょう。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子
自粛が徐々に解除され始めますね。
いつもの何倍も家族と一緒にいる時間が増えて幸せだった方も、なんだか疲れてしまった方も、みんなよく頑張りましたよね。褒め合ってください。誰も褒めてくれなかったら自分はなんて頑張ったんだろうと労って。
自粛が解除されたからといって、ウイルスが無くなったわけではないことは、誰もがわかっていますが、何となく気が緩むことはあるものです。慎重にいきましょう。
元々、ばい菌やウイルスは私たちの周りにたくさんありますから、にわか清潔人間になった方も、日常のこととしてずっと当たり前に手洗いやうがいを続けてくださいね。
私たち医療者や、飲食関係の仕事をしている方にとっては、不潔清潔に関して物凄く気を遣います。そこまでとは言いませんが、良識の範囲で気を抜かずにいきましょう。
そして三密の約束ごとは守りましょうね。
日本人は心配性が多い国民と言われています。スCOVID19 自粛が解除されてもトレスが高じて、縛りが緩くなった途端に、うひゃーってなってしまうことも多々ありますから、気を抜かずに。
人の振り見てあれれと思っても、ついついやっちゃいがちですから、気を引き締めてまいりましょう。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子
夏日が続きますね。
今期はコロナウイルスの影響で飛行機は飛ばなくなり、新幹線は間引き運転され、タクシー利用者も減り、不要不急のドライブも減り、空気が澄んでいる感があります。
また、なかなか減らなかったCo2もビックリな数値を叩き、大気圏も綺麗になっているようです。
さて、これは一時的なことと思われますが、この影響で今夏は何にも遮られずに陽射しが届き、皮膚を傷めるのではないかと心配です。
よく山や水辺では、同じようにケアしているのにひどい日焼けをしてしまうように、空気が澄んでいると、ダイレクトに陽射しが届きますから、思いの外、強い日焼けをしてしまいます。気を引き締めて陽射しから皮膚を守りましょう。
洗濯物を干すとき、ちょっとした買い物、庭の草むしり、窓拭き、日当たりの良い部屋にいるとき、、、焼けています。油断なく!朝UVクリームを1度だけ塗って安心せずに、2-3時間に1回塗る。
また、日光アレルギーがある方、日焼けしやすくなる食材が好きな方は特に注意しましょう。外からのケアとともに、飲む日焼け止めを活用して中からのケアもしましょう。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子
毎年この季節は、新年度の身の回りの変化にともなう緊張がほぐれてきて、疲れが出てくる頃ですが、今年は新型コロナ肺炎により、3月初めから学校は休校、卒業式も入学式も自粛、新学期も始まったような始まらないような。
また、社会人にとっても在宅ワーク、時間差通勤など、いつもと違う緊張で、どこかスッキリしない日が続いていると思います。
4月~5月の気温や気圧の変動で、自律神経が崩れやすいところに自粛が続き、ストレスも溜まります。
家でひとりでとても不安になっていたり、家族とのやりとりでイライラしたり、小さいお子さんがいるお母さんは遊び場が見つからなかったり、三度の食事の支度などなど、心身のダメージは山ほどあります。受け止め方の問題ではありますが、どうか、淡々とこなされていますように。
ずっと外に出なくても平気な方もいれば、外に出て歩いたり、ちょっとした買い物をするだけで気が晴れる方もいらっしゃいます。自分のタイプを知って、対処しましょうね。
イライラが募ったり、眠れなかったら、一時的にお薬の力を借りてもよいと思います。私のクリニック目白では、木曜日に心療内科の診察を行っています。ご相談ください。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子
今、街のクリニックは空いています。大学病院も待合室はいつもの1/3~1/2くらいになっています。普段受診できない方にはチャンスといえば、チャンスかもしれません。情報を確認して受診してください。
なぜ、診療施設が空いているかというと、感染するのではと怖くて受診できない。待合室が混んでいたら、隣に座っている人が無症状感染者だったらと思うと、薬が無くなっても積極的に行けないようです。
でも、血圧を下げる薬や血糖を安定させる薬、膠原病などの免疫疾患の薬は、自己判断で中止してはいけません。もし、どうしても心配で受診できないのなら、一時的にこちらで処方しますので、ご予約の上、お薬手帳をご持参していらしてください。
「私のクリニック目白 」は待合室が100㎡ほどあります。完全予約制なので待合室がいっぱいになることはありません。大きなソファ一脚に1人掛けです。環境設計なので、一日中換気はばっちりです。安心材料になると思います。
さて、多くのクリニックが空いている中、美容形成外科は混んでいる模様。在宅勤務で人に会わない間に綺麗になっておこうということらしいです。気持ちはよくわかります。女性はいつでも綺麗になりたいですから。
ついでに皮膚のメンテナンスも忘れずに、保湿をガッチリしてくださいね。縫った痕も、焼いた痕も、注入した痕も、そのあとが大事です。日焼けも気をつけてくださいね。どんな美容治療もしっぱなしではダメですよ。
時間の余裕がある今、皮膚のケア、メンテナンスについてとことん聞いておきたいことがありましたら、ライフデザインカウンセリングをお薦めします。
自粛の間に綺麗になりましょう。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子
患者さんからいろいろお話があります。
外に出るのが怖い。朝からずっとテレビを見ていて消毒ばかりしている。
先生や受付さんは感染してないでしょうね。困りますから。と言われたり。
先生たちも気をつけて頑張ってくださいね。と励まされたり。
自粛して、今まで無駄遣いしていたことや、家にあるものを使えばいいんだとわかったと言う若者や、戦争のときもみんな助け合ってきたんだから何とかなる!と、教えてくれるご高齢の方からのお話などを、日々興味深く伺っております。
自粛はいつまで続くのか。
未曾有の国難に立ち向かうにはどうしたらよいのか。
いろいろ言われている3密などの感染拡大防止策にプラスして、正しい知識と人を思う気持ちを持つことかもしれないですね。
ウイルスはいつの世の中でも、必ず人間に忠告してきたんだよ。と知人の研究者は言います。
LOVE beats the VIRUS.
最後に愛は勝つ
よね。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子
皆さま自粛をありがとうございます。
日本人は甘い甘いと言われていますが、しっかり見据えている若者もたくさんいます。罰則もないのに自粛と言われて多くの人がstay homeを守っています。 注意されなくても線が引いていなくても、ちゃんと1mおきに並べるなんてカッコいーと私は思います。
自粛が続くと、家にいる時間がとても長くなります。家で仕事をすることに慣れていない方もいます。なかなかひとりで時間割を決めて仕事をしたり、勉強をしたりするのって難しいですよね。
仕事や勉強の合間にちょっと立ち上がったときに、キッチンに寄ってお茶を飲んだり甘いものをつまんだり。胃もたれや便秘や体重増加の訴えが多くなっています。1週間分として買ったはずの食料を3日で食べ切ってしまいましたという話もよく聞きます。お酒の量が増えました。という方もいらっしゃいます。
自分がだらしなくなってる気がします。と、言われる方までいます。たまにはゆっくり、自分に甘くていいかなと思いますが、胃腸の調子は全てに影響しますから、意識が、胃腸に集中するくらい重かったら、ちゃんとお腹が空いてから食べるとか、半日プチ断食してみるとか試してみてください。
それでも辛かったら、お薬を処方しますからいらしてくださいね。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子
感染防御のためには手洗いは必須ですが、し過ぎて手荒れがひどくなると、逆に皮膚のバリアは落ちて雑菌が増えてしまいます。
傷ができて、じくじくしたり膿をもったりすると、バイ菌は余計に増えます。その傷ついた皮膚に消毒剤をつけたら更に刺激になって痛いし、痒いし、全然いいことはないです。
自主的にまたは上司に言われて、アルコール消毒薬が足りないため、皮膚の消毒用ではないものを薄めて使っていたり、ものすごく濃い消毒薬を使っていたりで、とんでもない手荒れでいらっしゃる方も見かけます。今月はバリアが落ちて両腕にカポジ水痘様発疹症を生じた方が二人いらっしゃいました。
どんなにひどい手荒れの方がいらしても治しますが、自分を守るのは自分だということをいつも忘れないでください。痛いのに頑張って消毒しなくてもいいです。普通に手を洗えば充分です。
病的に神経質な方もいれば、無頓着な方もいらっしゃいます。何にでも言えることですが、過ぎたるはなんとか、極端になり過ぎず、いつも自分が間違っていないか、疑いながら、吟味しながらいきましょう。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子
今、スタッフ全員で高濃度ビタミンCの点滴をしながら、この原稿を書いています。3月から、抵抗力、抗酸化力を上げるために、週に1~2回私たちも点滴を始めました。
現在、誰もが無症状感染者の可能性がありますから、出来ることは何でもやってみようと考えています。そのおかげか、スタッフの肌荒れもすぐに治り調子が良いよう。私自身もケガの跡が早く、跡形なく治りました。
サプリメントなどの内服は1,000mg、2,000mgつまり1g、2gです。点滴で入れる高濃度ビタミンCは25g、 圧倒的な量です。ウイルスにも、細菌にも抵抗力は上がります。 抵抗力の底上げと綺麗の両方を狙っての点滴をお薦めしています。月に1度でも効果はあると思います。
クリニックは開院時よりいち早く環境設計をしており、換気はバッチリ、個室管理で、各部屋の換気もしています。各診察室で手洗い、うがいもできます。
現在、ひとりひとりがかなり気をつけていると思います。それでも心配が募るようでしたら、高濃度ビタミンC点滴を推薦します。
栄養と睡眠もしっかりとね。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子
みんなの自粛協力と、在宅勤務のおかげで、感染も少しずつ減ることを祈りつつ、今一度、確認です。
発熱したらまずは待機、自覚症状がなくても自身が感染源になることは充分理解されていると思いますので、Stay homeです。
家にずっといると鬱々したり、イライラしたり、この先どうなるのか不安、心配、怒り、諦め、無気力など、さまざまな訴えを聞きます。でもね、ひとりで悩んでもどうにもならないことなので、腹をくくろう。
こんなときは仲良しのライングループを作って、チャットや学生さんは勉強してもいいと思います。時間を決めて、ゲームしてもいい。好きなことをいっぱい勉強しよう。
家にいてもメイクやオシャレをして、暗くならないで、今しかできないことをやってみよう。
私は腹をくくって、綺麗になることをお薦めします。
その1、鏡を見ましょう。自分の顔、どこが好きで、どこを変えたいですか。シミ?しわ?たるみ?
その2、全身が映る大きな鏡を見ましょう。姿勢は悪くないですか。肩が上がっていませんか。
その3、笑顔は大丈夫ですか。マスクをしていてもわかる笑顔を練習してみてください。
明日から、綺麗になる基本のキをお伝えしていきます。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子
こんなときどうする?
その1、電車の中で隣に立っていた方が咳込んで、くしゃみをした。もしかして感染している人だったらどうしよう。
こんなときは慌てず、電車を降りたら、自動販売機でペットボトルのお茶を買い、お手洗いに向かい、うがいをします。
インフルエンザウイルスは20分で喉の細胞に侵入、新型コロナウイルスはもう少し早いと言われています。どちらも家や会社に着いてからより、心配している間に行動しましょう。
その2、家族または自分が発熱している。
まずは家の中で隔離。必要時以外は部屋から出ないようにします。インフルエンザの対応と同じでよいですが、発熱者の導線(家の中を移動するときの道筋)を決めて行動します。
発熱者以外で抵抗力が下がっている方がいたら、食器や使用したタオルは漂白剤を薄めて、つけ置きしてから洗うのが望ましいと考えます。
その3、もし自分が無症状感染者かもしれないと思ったら、手洗い、うがいはもちろんですが、出歩かない、人との距離をとる。来たるG.W.は移動しない。高齢者のいるところや、幼少児のいるところ、人が多いところに行かない。ラインやズームでお話しして、直接人と会うことは避けて過ごしましょう。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子
外出の自粛が続き、心配やイライラが募っていることと思います。窓を開けて換気したら、大きな深い呼吸をしてください。胸にも背中にも空気を入れるイメージで、上半身が膨らむくらい空気を入れて静かに吐きます。
大丈夫だぁと言ってくれるはずの志村さんは亡くなってしまいましたが、心配しすぎはダメですよ。
家から一歩も外に出ていないのに、アルコール消毒をしすぎて手がぼろぼろになっていたり、壁を消毒したり、運ばれてくる新聞に触れないとか、スーパーで買ってきたものを全部いちいち消毒してから冷蔵庫にしまうとか、冷静に考えたらおかしくないですか。
ふつうの抵抗力があれば、手を洗って、うがいをして、マスクして自分の息が遠くに飛ばないようにしていれば大丈夫です。怖がりすぎないことも大事です。
正しい情報をゲットしてくださいね。こんなときどうしたら良いか不安に思うことがあったら、私のクリニック目白のホームページに「COVID-19新型コロナウイルス感染症関連コラムまとめ」ページを作りましたから、参考になさってください。
心を合わせて、乗り切りましょう。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子
中国から、イタリアから、アメリカからのたくさんの情報で、コロナの肺炎にかかってしまったら酷い症状で、命取りになることもあるのはみんな理解したはず。
肺炎になる手前で食い止めること、自分の治癒力で押さえられなくなる前に治療を始めること。そして何よりも今ホントに大事なことは、多数いると思われる無症状の陽性者から他人に、とくに年長者や抵抗力の落ちている人にうつさないことです。
自分だけは大丈夫は絶対にないと思ってください。私もあなたもです。症状が出ていないということは、ウイルス量が少ないということですが、弱っている方には脅威となります。
心肺機能が落ちている方はもちろんですが、免疫系が落ちていると思われる膠原病、甲状腺疾患、血液疾患、癌にかかったことがある方、また、ばい菌やカビに弱い糖尿病の方はウイルスにも弱いですし、腎臓疾患がある方も同様です。日常、他の人に比べてケガや火傷のあとが治りにくい方もです。
弱い人たちを守るために群れないこと。慌ててスーパーに行ったり、帰省しようと混んでいるバスに乗らないこと。思いがけず、混んでいたら窓を開けて換気を充分にして、友人と一緒でもわぁわぁ喋らない。マスクをして自分の息を飛ばさないこと。
感染者は必ず誰かからうつっているわけです。誰からうつったかが問題ではなく、みんなでこれ以上広がらないように、死亡例を増やさないように気を引き締めていくことが大事です。 みんなで心していきましょう。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子
呼吸器の感染は、ほとんどが鼻や口の粘膜からです。吐く息から感染します。くしゃみや咳は風速にしたら、かなりの速さで飛びますが、普通に話していても、目に見えないしぶきは飛んでいます。
その距離が静かな話し方で、片手を広げたくらいと考えてください。楽しくて盛り上がって喋っていたり、大声だったり、歌ったり、騒いでいると、もっと遠くまで飛ぶことになります。
あくまでも私の意見ですが、日本人は公共の乗り物の中でほとんど大声で喋ったりしないので、満員電車は大きな感染源にはなっていない気がします。花粉症の時季、マスクの方は元々多いし、静かにしていますから。もちろん、くしゃみをする方がいればそれなりに飛びますが。
現在、電車の窓はどの車両も開けられ、換気に注意を払っていますから、この効果はかなり有ると思われます。
空気感染はしないのに何故換気が必要かというと、感染している方から吐き出された息の中にはウイルスが含まれているわけで、ウイルスは非常に軽いので締め切った空間ではしばらくは漂っているわけです。だから換気が必要です。ドアや窓を開けて換気すれば、問題は無くなります。ウイルスがその場でどんどん増殖して人を狙い撃ちしたりはありません。
もし、どうしてもバーやナイトクラブに行きたいのなら、カウンターに座るとき、2人分空けて座れば感染のチャンスは薄いと思います。横並びで接近してはいけません。大好きでも密着はダメ。1人静かに飲みましょう。カウンター越しでも離れて話す。バーテンダーはマスクをしてください。
家族でレストランも行きたいですよね。テーブルを一つおきにしましょう。お客さん自身もお店の方も、このことを心しておきましょう。詰めて座らない。
もう一度伝えます。
感染は鼻や口からです。
人との距離をおきましょう。日本人のパーソナルスペースは広いと言われていますが、今一歩、二人が両手を伸ばした距離を基準にしましょう。
「感染のチャンスはいっぱいあるし、若者は重症にならないから生活を変える気は無いし、普通にでかけますけど。」とか言わないで、出来ることをみんなで守りましょう。もし、今夜から熱が続いたら、一人でじっと耐えられますか。一人では辛いはずです。健康保菌者となって、弱っている人を知らずに攻撃することも避けていきましょう。
*目からも感染はあります。花粉症で目を掻かないように、必要に応じてメガネを使いましょう。伊達メガネでもよいと思います。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子
前回、自宅待機の具体例を上げましたが、もし、新型コロナウイルス感染症を疑って自宅待機をしていて、症状が悪化してきたとき、どの時点で病院へ行くべきか考えてみました。
私は呼吸器の専門医ではないので、頼りにしているDr.に確認もしています。参考になれば幸いです。
その1 心配しすぎて過換気になってではなく、息が吸いづらい、意識しないと息がしにくいような呼吸苦になったらすぐに指定の病院へ
その2 発熱は、抗体を作って対抗している時なので、平熱より2℃くらいの上昇は様子をみてよいと考えますが、脱水に注意して3日続いたら入院治療へ
その3 肺年齢には個人差がありますが、基礎疾患が無くても、いつもの風邪と違う、今まで経験したことがない違和感があったら入院を考えること
いろいろな情報に惑わされず、上記を踏まえて行動すれば、問題ないと考えます。
自宅待機で不安が募りますが、今、大事なことは個々にではなく、みんなでサポートしあって乗り切ることです。
くよくよ、もやもやが一番良くないから。元気だしていきましょう。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子
全国でじわじわ感染者が増えています。私は感染症専門の医者ではありませんが、実際に身近で起こる可能性がある事象について考えてみました。
結論から言うと、かかったかなと思ったら、対策は風邪と変わらないので、普通の体力と抵抗力を持っている方は、まずは自宅にて安静をお願いします。
70歳以上の方、糖尿病、高血圧などの基礎疾患がある方、癌の既往、喘息、肺気腫などの呼吸器疾患のある方、お酒の量の多い方、煙草をたくさん吸う方は抵抗力が低いと考えます。こうした方は油断せず、積極的な治療をします。
具体的に
例えばその1 いつも行っているスーパーが突然閉鎖され、店員さんに陽性の方がいたことがわかった場合:
この場合、該当の店員さんと少し話をしたとか、その方がレジスタッフで、その列に並んだくらいではよほど混んでいる場合は別として、感染の可能性は極めて低いと考えてください。
例えばその2 会社の同僚の家族がプラスだと聞いた場合:
その同僚は健康保菌者の可能性があるので、その方は2週間、自宅待機とします。その同僚と隣の席の自分はどうしたらよいか、発熱があったり、異変を感じたら、同様に自宅待機です。
例えばその3 うちのお店に来ていたお客さんがプラスだったらしい:
この場合、ドアノブや手すりやテーブルをアルコールでふき、スタッフのうがい、手洗いを徹底し、換気をよくする。もし、スタッフの中に発熱者がいたら、まずは2週間自宅待機とします。
例えばその4 通っているBarで患者さんが出たらしいとき:
しばらくは家で一人静かに飲んでください。何か異変があったら、まずは自宅待機です。
例えばその5 受診している病院で感染者が出た:
報道で知らされことになりますが、今後こうしたケースは増えるはずです。院内は汚染区域を明確にして対策を立てているはずです。病院のホームページなどで情報を集めます。同じ診療科であれば、一時的に近くのクリニックで不足分の薬を処方してもらうことは可能なので問い合わせてみましょう。
インフルエンザAは具合が悪いと思っているうちに数時間で高熱、カラダの痛みなど激しい症状が起こります。新型コロナ感染症で重症化する方は感染が成立してから、3日目くらいからドンと悪くなっているような傾向が見られています。
しかし、元々抵抗力がある方は重症化しませんから、発熱したらまずは1-2週間自宅待機です。少し疑わしいくらいで直ぐに病院に行っては行けません。何故かというと、軽症で検査のために病院に患者さんが殺到してしまうと、積極的に検査が必要な方や元々他疾患でかかっている重症な方が治療を受けられなくなる可能性がでてくるからです。
抵抗力がある方は治癒力もあるわけですからまずは安静にしましょう。病院は重症化しやすい方を優先しましょう。そして発熱している方が全て新型コロナウイルス感染症ではないことも十分ご留意ください。
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院長 平田 雅子
歳をとるということは、あらゆる刺激に対して少しずつ弱くなるということです。たとえば、皮膚の再生の力は17歳あたりをピークにゆっくり落ち始めます。
生体内の化学反応に使われる消化酵素をはじめとする酵素類の働きも、20代で100%だったものがどんどん下がる一方で、60代では30%以下になります。男性ホルモンも女性ホルモンも同じです。
つまり、どんなに見た目が元気な方でも、体力に自信があっても、抵抗力は残念ながら年齢には抗えません。もちろん同じ80歳でも確かに差はありますが。
だ・か・ら!!
ウイルスに対しても抵抗力は、若年者に比べると段違いに低いと考えなければなりません。自分だけは大丈夫はありません。
コロナ感染が爆発的に増えたイタリアから、70歳以上、高血圧や糖尿病などの持病がある方が重症化し、男性の方が女性より重症化率が高かった、喫煙者は重症化しやすいという報告があったようです。
ご高齢の皆さま、持病がある皆さま、どうか、人の多い場所や、換気の悪いところへは出かけませんようお願いいたします。
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院長 平田 雅子
在宅ワークが始まり家にいる時間が長くなったことで、家族や生活を共にする人と向かい合う時間が増え、今まで気にしていなかった家族のいろんなことに気づいた方もいらっしゃるかと思います。
自分と合う点も全然合わない点も、現実的にはっきりしてきます。忙しくてすれ違っていたり、共に過ごす時間が短かったことで成り立っていた関係が、時間の重なりが長いことで簡単に壊れることもあります。
過ごす時間が長いと向かい合う相手に対して感謝が高まることもあれば、嫌な気持ちが増してしまうこともあります。子供や夫や恋人や親や、親しい人ほどややこしかったりします。
人は難しいです。
血がつながっていたって、遺伝子情報は様々なくらいですから、分かり合えるなんて期待しないで、淡々と、付き合っていきましょう。お互いに当てにしすぎない、甘えない、ときどき気をつかう。人は本当に難しいから。
近い将来もし、連日ロックダウン(首都封鎖)が起こると、更に家にいる時間が長くなり閉塞感も高まります。
こんなときこそ、今までできなかった家のことを声をかけあってこなし、余計なことを心配せずに黙々とこなしていきましょう。
相手は相手、自分は自分、みんな強気で進もう。
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院長 平田 雅子
思いつめて、心が重たくなった患者さんにときどきお話することがあります。私は心療内科医ではないので、お話を聞くことしかできませんが、エールを贈ります。
生まれてくる前に自分の人生を決めてくるという話を私は信じています。どんな人生を歩むか、誰と出会うか、何を作るのか、呑気に行くのか、ときどき試練を入れたり、途中で悩んで右に行くのか左に行くのか迷って、どちらかを選ぶとか全て決めてきているらしい。
そして私は強く思うのですが、おそらく最後は必ずハッピーエンドです。どんな人も自分の最後を苦しんだり、痛かったり、泣き続けるような辛い終わらせ方は設定しようとは思わないはず。必ずハッピーエンド!
でも自分で設定したのに、そのことをすっかり忘れてしまうから、本当に何も覚えていないから、自分で決めてきたことなのに、ワクワクしたりドキドキしたりするのでしょう。
最後は絶対ハッピーエンドですから。ね、だから、何も心配しなくていい、ただ今を普通にこなせばいい。神さまはあなたに意地悪をしようとは思っていません。自分で組み込んだチョイ厄介事が起きているだけ。
みんなハッピーエンドに向かって時間は進んでいますから、そのことをいつもいつも忘れないこと。必ず何とかなります。余計な心配をしすぎたり、欲を出して甘い言葉に惑わされたりするかもしれないけれど。怖がらせたりする人に耳を貸さない。不機嫌な人が近づいてきてもほっとこ。
イライラしたり、くよくよしたり迷いに迷うかもしれないけれど大丈夫。ハッピーエンドに決まっているのだから、自分がひとりで不幸を背負っていると思わないこと。
今もし、これから貴女の来世の計画を一緒に立てるとしたら、楽しいことをいっぱい入れて、あなたが困ったときに、やぁと現れるように私を入れて、あなたがくよくよして振り向いたら、ここにいるから大丈夫と手を振るね。そして最後はもちろんハッピーエンドにしようね。
いろいろあったけれど、どれもありがとうって終われるように作ろうね。待っているのはハッピーエンドだから、そのことをいつも忘れないでくださいね。何も心配しなくていいよ。
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院長 平田 雅子
コロナウイルスにかからないために、クリニックでしていることをお伝えします。あなたの事業所での対策として参考になれば嬉しいです。
・入館後の患者さんのアルコールでの手指消毒、希望がある方はうがいも可
・ドアノブや掲示物の消毒、診察室の換気、
・スタッフ全員のマスク強化
・ウイルスシャットアウト携帯
・うがい、手洗い、医師とナースは一処置一手洗い
・必要時にスタッフの検温
・抗酸化力を上げるために高濃度ビタミンCの点滴
をクリニックではしています。
事業所のスタッフの方やイベント会場スタッフは、
・必ずマスク、
・必要に応じて手袋、
・手洗い、うがい
・部屋の換気
・いろいろ触った手で自分の顔を触らない
以上がきちんとできていれば、感染者との強い接触がない限り大きな心配は要りません。
ウイルスがその辺から湧き出てくることは絶対にありませんから、惑わされない、不安を膨らめない、落ち着いて行動しましょう。
感染者が出た診療所付近や、店や施設の周りにウイルスが漂っていることは絶対にありません。怖い想像をしすぎないで生活しましょう。
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院長 平田 雅子
信頼してやまない先輩から聞いた大型船の換気の話です。
なかなか簡単ではないようで、何故なら外気(潮風)がどんどん入ってきたら船の計器をはじめ、あちこち錆びてメンテナンスどころではなくなってしまうからだそうです。
言われてみれば確かにそうですよね。あんなに大きな船の主要な部分が錆びたりしたら運行に際して心配ですし、しょっちゅう修理では大変です。
乗ってみると分かりますが、いつも食べ物の匂いが漂っています。
看板はもちろん強い風が吹いていて吹き飛ばされそうですし、上階の海側の部屋はバルコニーがあって自室から外に出られますが、内側の部屋には窓はありませんし、海側でも下の階に行くに従って窓は小さくなり開きません。密封度が高くなります。
ほとんどのレストランも、シアターや催し物に使う部屋も窓はありません。調理場やランドリーやスタッフの部屋は客室より下になり、換気はかなり悪そうです。
それに比べて飛行機の換気は気圧の調整を含めて2~3分から5分ほどで全部入れ替わるのだそうです。大きな違いがありましたね。
さて日常の換気ですが、2時間に1回、10分間でも窓を開けましょう。保育園や幼稚園、学童保育の教室も手洗いやうがいとともに、30分に1回でもドアを開けて換気しましょう。ドアノブの消毒もしましょう。
ちょっとした会議や集まりなどの会場も換気扇をフル回転させ、ときどきドアを開けたままにするなどして、できる限り換気しましょう。空気がよどむとウイルスもばい菌も活性化させてしまいます。また、ハウスダスト、ダニ、カビも増えてしまいます。
目に見えない敵に対抗すべく出来ることは皆で協力していきましょう。
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院長 平田 雅子
コロナウイルスは大騒ぎするほど怖くないから、ちゃんと手を洗って、うがいをして、普通に風邪やインフルエンザの予防対策と同じで充分だから、必要以上に神経を尖がらせなくて大丈夫。
外に出たら、感染する!くらいに思っている方もいらっしゃいますが、そんなことは絶対ありませんから、心配せずに。
ウイルスは単独で机や書類の上で生き延びたりしませんから、あちこち消毒しなくて大丈夫。つり革やドアノブからの感染はインフルエンザやノロと同じ、手を洗えば問題はないから。
風邪や花粉症でくしゃみや咳をしている人を睨んだりしない。ティッシュやマスクを買い占めたりしない。自分の使う分だけあれば大丈夫。私たちの日本の美しい譲り合いの精神を思い出そうよ。
インフルエンザは解熱して5日間、仕事や学校を休めば、元の生活に戻って、大変だったね、治ってよかったねってなるじゃない。コロナウイルスから完治した方をバイ菌扱いにしたり、悪いことをした人みたいに考えるのは止めよう。運が悪かっただけだから。明日、自分の子が感染したらどんな気持ちかよく考えようね。
それから日本で暮らす外国人の方を犯人みたいに言ってはいけない。みんな同じアジア人だから助け合って。でも、渡航歴があって、または感染が疑わしい方と接触があって数日咳が続いたり、熱が続いたり、異常な怠さが続いたら潔く、検査に行ってください。
もう一度言います
手は流水で洗う
うがいをまめにする
手を顔に近づけない
そして栄養、ビタミンCをとって抵抗力を上げる
睡眠をとる
日本という同じ船に乗っているのだから、大変なときこそつながっていかないと。報道に煽られない強い心で立ち向かおう。
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院長 平田 雅子