新年明けましておめでとうございます。
2014年がスタートしました。年末年始の疲れは出ていませんか。
数値に出ない不調を持ち続ける方はとても多いですから、寒さも手伝って更に不調になりませんように、からだを大事にしていきましょう。
以前から体調日誌をつけてみましょうとお薦めして参りましたが、自分が寒さに弱いとか、天候に左右されやすいとか、月経前に不調になりやすいとか気づけると構えが変わります。中には合わない食材でだるくなったり、何となくお腹の調子が悪くなる方もいらっしゃいます。自分を知るためにも体調日誌は役に立ちます。
私の肩凝りもなかなか改善しませんが、今年はできることは何でもやってみようと思っています。
年々おもいっきり走ったり、心の底から笑ったりすることが、だんだん減ってしまいますが、〝いつも絶好調”をめざして自分を知り、メンテナンスをし、体調を調えていきましょう。
私のクリニック目白 院長 平田雅子
顔やからだが痒くなると、新しい美容液を足したり、誰かがいいよ、というクリームを買ったりと、とかく人は足し算をしやすいですが、実は何か止めてみるとか、スキップするのも得策だったりします。
この季節、乾燥が異常に強く、その影響で眼の周りや頬っぺたが、かさかさ赤く痒くなっている方が増えています。そんなとき、美容液を買い足すとか、クリームをもう一つ加えたりするよりも、石鹸を止めてみる、お湯ではなく水で流すなど、現状よりマイナスしてみるのも大事です。
持っているものを今一度、見直してみるのもよいかもしれません。化粧水と乳液を塗っているのなら、乳液を二度塗りする。化粧水がしみるなら、乳液から始めてみるのもいいのです。
Aの次はB、Bの次はCと決まりごとを作らずに、柔軟に考えてみましょう。BからA、AからCでもいいのです。
自分の当たり前を1度見直してみることも、時には必要ですね。
私のクリニック目白 院長 平田雅子
春なのに寒いですね。
思うようにいかないことが続くと、自分は運が悪いのかなと思ったりします。
4月は新しい学年、新しい職場が始まったり、部署が変わったりと環境が変化した方も多いと思います。
自分と合わない同期、先輩がいるかもしれません。もしかしたら合わない人の方が多いのかもしれません。
出会った人が自分にとって必要かは別として、たとえ、合わなかった人でもその事で少しでも悩み考えて苦しんだなら、それは自分の成長にとってプラスになったと考えましょう。
自分が不快に思う相手もまた自分のことを快くは思っていませんから、あまり深く考えず、自分を応援して元気になりましょう。
『わたし、がんばれ』
ストレスや心配事が重なると皮膚は乾燥して調子が悪くなります。
悩み深ければ女性外来で相談するもよし。
私のクリニック目白 院長 平田雅子
嫌いなものを食べても健康にはなれないぞ、と言われて育った私。
母があまり料理をしない人だったので、外で美味しいものを戴くと真似して自分で作っていました。 自分なりに気をつけて食べてきたつもりです。
大人になってよくわかったことは何を食べるかより誰と食べるかです。
ごくたまに、みんなで作ったものを持ち寄って食事会をし、とても元気になっています。
健康になるための食事の情報はたくさんあり過ぎて迷ってしまいますが、基本はよく噛んで、ゆっくり、食べ過ぎない、飲みすぎない、夜遅くには食べないなどです。
小さい頃に何度も言われていた当たり前のことを思い出しましょう。
食べる内容よりも食べ方が大事だと考えています。
両方の歯でとにかくよく噛むこと。一口30回です。柔らかい食べ物が多いので30回も噛まないうちに口の中に無くなってしまいますが、ゆっくりゆっくり優雅に食事をしましょう。時間が無くても穏やかに戴く習慣を身に付けてください。
食べ方の美しさが全てに繋がると思います。
今までさまざまなダイエットの方法が言われてきましたが、なかなかその通りにはいきませんね。食事の回数は自分にあったものを、野菜や海藻やこんにゃくなどかさばるものから戴き、たんぱく質をしっかりとり、最後にご飯とお味噌汁を少しずつ。お腹がいっぱいになっていたら、ご飯はパスしてもよいでしょう。
冷たいものは止める。お腹の中を冷やさないことも大事なことです。
揚げ物や炒めものなど、油は控えめに。
適度な運動も必要です。女性は、月経前はむくみますから、この時期はダイエットをがんばっても難しいですが、月経が始まったら頑張りましょう。
また寒い冬は蓄えるときです。寒い時期にダイエットをすると、抵抗力が落ちて風邪を引きやすくなったり、体調をくずしやすくなります。
暖かくなってきましたからこれからがチャンスです。
ダイエットを成功させるには男性脳は悪玉コレステロールの数値を設定するなど、数値を目標に、女性脳は自分の理想(痩せたら何をしたいか、どんな服を着たいかなど)を目標にするとよいと言われています。
でももしかしたら、私、がんばって嫌いなものも食べていたら、今ごろはもっとムキムキの健康人だったかもしれません。
私のクリニック目白 院長 平田雅子
誰にも言われなくても黙々と人の分まで働く人がいます。休みをあまりとらず、恐らく自分の寝る時間を短縮してでも、仲間や職場のstaffのために頑張ってくれる人です。
お礼をいうと、あたりまえのことをしただけと言われます。いつもニコニコしていて、そして何にでも一生懸命です。
おそらく、人のために何かをするということの、当たり前のレベルが高いのだと思います。頭が下がります。
個々の当たり前のレベルは本当に差が大きいです。
シミやシワの認識も人それぞれ違うように、精神的な疲れの感じかたにもかなり差があります。がんばっていると、疲れを感じにくくなったり、つい無理をしてしまったりすることがあります。達成感で疲れがマスクされることもあります。
でも、一生懸命が辛かったら、嫌なことは嫌と、無理なときは無理と伝えて、手伝ってもらっても大丈夫です。
自分の疲れに気づかずに、疲労を溜め込まないように気をつけましょう。からだの疲れは気持ちの疲れにつながりやすいですから、まずは自分のケアも忘れずに。
疲れたら休む。睡眠と消化の良い食事、適度な運動を心がけましょう。不安が強い場合は、心療内科やカウンセリングを受けるのも必要です。
猛暑が来る前にからだの疲れを見直しておきましょう。
私のクリニック目白 院長 平田雅子
既に5月末からの真夏日で、汗によるダメージを受けている方がちらほら来院されていますが、梅雨明けにはまたギラギラした太陽に攻撃を受けるはず。今のうちに皮膚のバリアをアップさせておきましょう。
【皮膚のバリアに弱いところをつくらないこと】
肘の内側や膝の後、首まわりやウエストまわり、顔では目の下や生え際や鼻の下、いずれも汗が溜まりやすいところで、皮脂が薄くなりやすく、すぐに乾燥します。乾燥すると皮膚のバリアは落ち、あっという間に痒くなったり、ヒリヒリしたりします。
夏は暑くて汗がたくさんでますが、それでも保湿は丁寧にまめに毎日忘れずに。美肌とは汗にも紫外線にも負けない丈夫な皮膚のことです。
地味な手入れが1番大切です。夏の陽射しに負けないためにも、保湿とUVカットをガッチリと。
私のクリニック目白 院長 平田雅子
関東ではお盆過ぎにものすごく暑くなり、もう一度夏休みがほしいくらいでしたが、8月末からはストンと涼しくなりました。
今夏のように急な温度差が起きると、皮膚は一気に強い乾燥を引き起こします。手指のささくれや踵(かかと)のかさかさが急に目立ってきている方が増えています。
これは皮膚表面から乾燥が始まってきている証拠です。表側が乾燥しているということは、からだの中もかなり乾いているというサインです。
今月は暖房も入り始めます。秋の乾燥とともに暖房で更に乾燥します。
乾燥が続くと、シミもシワも目立ちやすくなりますから、ガッチリ保湿をしていきましょう。冬用の化粧品を揃えなくても、今使っている乳液やクリームの重ねぬりで大丈夫。こすらずにそっと置くように塗ってください。
2週間頑張っても変わらなければ、皮膚科を受診してくださいね。
私のクリニック目白 院長 平田雅子
今年は近年に珍しく秋が長く、外でのスポーツには最適です。汗だくになることもなく、汗をかいたあとも風は爽やかです。
でもUVカットは忘れないでくださいね。紫外線は皮膚を直撃しています。額に汗がにじむと、保湿クリームも日焼け止めもとれてしまいます。乾燥とともにシミの元が次々生まれているはず。
手が汚れていても塗れるスティックタイプのUVクリームがあります。スポーツの合間にも油断なく。私は外でのスポーツはしませんが、いつもバッグに1本スティックタイプの日焼け止めクリームを持ち歩いています。
テニスやランニング、山登りに忘れずに。
私のクリニック目白 院長 平田雅子
先日エイジングと頭髪の関係について、お話する機会がありました。
女性の抜け毛、薄毛の悩みは深刻で、髪の分け目がはっきりしてきた。頭皮が透けて見える。という訴えがとても多いのです。
火傷や怪我などで毛根が無くなっていなければ、髪は必ず生えてくるはずなのですが、改善しにくいこともあります。
原因の8割以上は、頭皮の血行不良ですから、頭皮のケアを頑張りましょう。
生えてきた毛を大事に育てるには、土壌となる頭皮をしっかり調えなければなりません。シャンプー前の頭皮のブラッシングや、シャンプー時のマッサージを習慣にしましょう。
そして頭皮を語る上で欠かせないのが栄養です。蛋白質や緑黄色野菜を含む、胃腸に負担がかからない食事を心がけましょう。
それから忘れてはならないのが睡眠です。睡眠不足では頭皮が緊張して血流が悪くなります。
血流をよくするサプリメントや育毛剤もよいでしょう。
毛根にプラセンタを注射したり、植毛したりなど、手早い治療もありますが、まずは習慣を見直 してみてはいかがでしょう。
私のクリニック目白 院長 平田雅子