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皮膚科

22-皮膚のたるみにも影響する肩凝り

2019.04.12

多くの女性が肩凝り、首凝りで悩んでいます。今や肩凝りも立派な病気です。

 

首の骨は7個あり横から見ると、前側に向かって弓なりになっています。骨と骨の間に椎間板があり、クッションの役目をしています。

 

ところが姿勢が悪かったり、同じ姿勢を続けていると、ストレートネックといって首の骨が真っすぐになってしまうことがあります。

 

そうなると、周りの筋肉はこの状態をなんとなく元に戻そうとして硬くなり、血行が悪くなって、乳酸などの疲労物質が溜まり痛みが発生します。

 

ストレートネックだけが肩凝りの原因ではないですが、肩凝りは一言でいうと血液の循環不全、血行障害です。なので当然、冷えや、栄養不足や睡眠不足からくる慢性的な疲労も影響します。

 

肩凝り、首凝りの状態が長く続くと、気づかない内に筋肉が硬くなり、身体が硬くなって、皮膚は下方に引っ張られていくことになります。

 

例えば、頭皮は、顔の皮膚につながっていますし、顔の皮膚は、首につながっています。首の皮膚は、腕や背中に引っ張られています。首や背中の皮膚は、腰や下肢につながっています。

 

頭皮が凝っていると、皮一枚でつながっている顔の皮膚は、当然血流が悪くなり動きが悪くなり下がってしまいます。そして首凝りも肩凝りも血流を悪くしていますから、首周りの皮膚や顔の皮膚を下垂させる原因になります。

 

つまり、全身一体となって下へ向かうベクトルが働いているわけですから、顔だけマッサージしていても顔のたるみは改善しきれないということなのです。

 

さあ、今日から少し真剣に身体をほぐす運動をしてみませんか。

 

私のクリニック目白

院長 平田 雅子

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