日常的に癌の芽は、身体のあちこちに生まれていますが、免疫が調っていれば、すぐに壊すことができます。どこかが弱ったり、抵抗力がもの凄く下がったときに、癌の芽は成長してゆき、2年くらいすると、癌として姿を現します。
芽吹いて成長する前に癌細胞の存在に気づけば、手立てはあります。
個人的に最初から、全身画像診断などの侵襲の多い検査はお薦めしておりません。血液検査だけでたくさんの情報がわかります。体内の隅々の炎症や、壊れ始めている臓器の見当がつきます。
結果を吟味して、必要がありましたら、もちろん画像チェックをオーダーしますが、まずは血液からの情報を得ます。また、半日〜1日ドッグなどを受ける時間がない方にもお薦めします。
微細ガン検診 | 69,000円(税込) |
*美容相談初診3,300円もしくは、院長のライフデザインカウンセリング(自費、30分、税込み16.500円)でご相談ください。
血液だけで検診をしています。なぜかというと、個人的には検診のために、全身に線量の高いものを照射するのは推奨しません。もし何か描出された場合に、そこをさらに調べることで照射量がまた増えることになります。なるべく正常な部位に照射をしたくありません。
また、画像診断の検査には時間がかかります。気になるところがあっても、気軽に検査というわけにはいきません。この二つの理由で、血液だけで検診しています。
今の住民健診は、無料でできるものもありますが、それらはメタボをみつける健診です。成人病を予防するので、それはそれで価値がありますが、ずっと住民健診でA判定でも、癌になる人は時々います。ですから心配なら一般健診以上の検査をして、働けなくなるような病気は早く見つけなければいけません。血液検査だけで、短い時間でぱっと来て採血だけで検査ができるというのがいいと思います。
会社で健診している人はまだいいです。例えば役職のある人達は、濃い検査を受けていらっしゃる方もいます。だけど若い人、普通の主婦、一番働き盛りの人たちは、ごくごく普通のメタボ健診しかしていない施設もあります。もう一歩進んだ、自分を脅かす病気を発見する検査として、しかも時間もかからずできる検査として、微細ガン検診を推奨しています。
ガンと診断されて、経過観察として受けている方もいますし、普通の健診を受けてもA判定で全然ひっかからなくて、どこもスコアとしては悪くないけども、なんか調子が悪いという方もいます。今は全く症状はないが、将来、家族のことや、仕事のことを考えて検診を受けておきたいという方もいます。自由業の人。50代、60代の方が多いです。住民健診は無料でできて、受けているけど、その簡単な健診だけで本当にいいのかな。人間ドックとかにいくと、半日とか一日がかりだし、できれば被ばくはしたくないという方。
放射線の照射がありません。血液検査だけの短時間の検査です。普通の健診よりさらに詳しく検診するので自分の状態、どこに問題があるかが把握できます。はっきり何かがあれば、そのあと画像診断でフォローしていくわけですが、気になっていたところがプラスに出たり、どこに行ってもわからないと言われていたことが、はっきりしたりし、受けてよかったと言われています。
甲状腺の機能不全だとか、良性の腫瘍が見つかっている人はいます。良性の腫瘍は、数値は一気に上がりません。異常値はでているけど、なにかよくわからないでずっときた人とか。慢性疾患のフォローをしていない方などは受けて欲しいです。
微細ガン検診で、前がん状態を見つけることができます。これから先に病気を起こしていく可能性がある状況を判定できます。血液の検査をしたときに何かが増えていたりする、スコアが高くなったりすることは、何が起きているかというと、体の中に熱を持って炎症が起きている、体の中の何かが壊れているからそういう数値に現れてくるわけなので、それを早い段階で血液の検査で見つけられます。
そこから今後起こるであろうことを推測できます。変化がわかれば予防ができます。数値に変化があって、あれっと思って2年ぐらいするとはっきりしてきます。その前に、具合が悪くならないように、大きなことにつながらないように予防の手立てができます。
今ガンがあるよという把握もできますが、その変化が表れてくるのを見つけることができます。全く問題がないノーマルなスコアが出る人と、すでにもうすごく数値が高くてどこかに何かが起きている人もいますが、その間の変化してくるところを捕まえられます。
癌じゃなくてもスコア(数値)が上がっている方がいます。炎症があるとか、良性の腫瘍があるとか、悪性ではない場合があります。そういう場合は抵抗力を上げるような治療をすればいいです。ビタミン点滴とかです。
そこまで調べても問題がない場合は、器質的な病気ではなく、深刻な病気ではないですが、それが生活習慣からきているもの、体質から来ているもの、ストレスからきているもの、ただ単に疲れているものかがわかります。そうしたら次のステップに行けます。運動、食事内容の強化、安心につなげます。