美容皮膚科
PRP療法(関節周囲の痛みの治療)
PRP療法(Platelet-rich plasma therapy・再生医療)は、自己多血小板血漿(PRP)を血流豊富な関節周囲の皮膚および皮下に注射する療法です。当院の治療は、整形外科的に関節腔内に注射するのではなく、関節周囲の皮下に注射することで同様の効果を期待する治療です。
再生医療等提供計画番号:PC3200083
再生医療等の名称:自己多血小板血漿(PRP)を用いた関節周囲の痛みの治療
PRP療法(再生医療)とは
PRP療法とは、患者様の血液を採取し、遠心分離を行い、高濃度の血小板を含んだ“自己多血小板血漿(PRP)” を作成し、注入することで、関節周囲の痛みの治療をする再生医療です。
血液の中の血小板には、「成長因子」と呼ばれる、細胞を元気にして若返らせる成分が含まれており、その成分を機能が低下した部位に直接注入することで、ひざ痛、ひじ痛、腰痛などの改善が期待できます。
平田院長の治療方針
内出血や発赤をなるべくおこさないよう、真皮と表皮の間あたりを狙って細かく射ちます。
女性ならではのお悩みも理解したうえで、施術します。
そして、何よりも、心をこめて丁寧に施術します。
PRP療法の主な効果・特徴
・血小板の持つ成長因子により細胞が活性化され、肌全体の若返り効果があります。
・血液の採取から施術まで、当日の内に治療を行う事が出来ます。
・肉離れ、テニス肘、筋膜炎、ひざ・肩関節周囲炎、腰痛などの改善にも効果的です。
・患者様ご自身の血液を利用するため安全性が高く、副作用の心配が殆どありません。
こんなお悩みを抱えている方へ
異物を入れるのが心配
レーザーなど、機械を使った治療をしたくない
施術後、急に変化をして、何かしたでしょうと言われるのが嫌
テニス肘
膝の痛み
腰痛
肉離れ
捻挫後の慢性の痛み
肩関節周囲の炎症
筋膜炎
靭帯損傷など
施術が受けられない方
癌の診断を受けている、またはガンの可能性がある方
感染症のある方(B型肝炎、C型肝炎など)
施術当日の治療の流れ
院長の診察。PRPの説明(同意書、順序等)
採血後、麻酔クリームを塗る(20分以上おきます)
採血した血液を遠心分離機にかけます(血液は3,000回転させることによって、重い部分が下に落ち、重さの順に層ができて、真ん中に透明の部分ができます。そこが血小板です)
血小板から成長因子を取り出す
注入
しばらく経過観察をして終了
施術は50-60分ほどお時間みてください。
料金表※全て税込です。
治療期間・回数
- 目安の治療回数
- 1ヶ月間隔で3回が理想です。
- 4回目以降
- 6ヶ月から1年に1回が理想です。
主なリスク、副作用等について
- 副作用
- ・注入後に腫れや内出血が起こることがあります。
・静脈血採血による失神・吐き気、静脈炎、神経損傷などを起こす可能性があります。
- リスク
- ・採取した血液を遠心分離することで、病気が見つかる場合があります。その際は、PRPを採取できない、または注入することができません。
・ PRPを全く注入できなかった場合においては、採血・診察料として2万2,000円をいただきます。
- フォロー
- PRPを注入できない場合、内科的な疾患が潜んでいる可能性が高いため、血液検査による微細ガン検診をお薦めします。
- ダウンタイム
- 腫れや内出血が1週間から10日ほど残る可能性がありますが、徐々に消えていきます。
よくある質問
PRPは自身の血液から取り出した血小板を注入するので、異物を使用しないというメリットがあります。
注入剤によって凹みを埋めるのではなく、PRP注入による細胞の再生・修復で肌力を高め、自然な若返り効果が期待できます。
個人差はありますが、肌のハリや目がぱっちりしたなどの効果を1回でも感じていただくことができますが、効果を実感するまで、3回の治療を目安としています。
1ヶ月に1回を3回、その後は1年に1回程度の治療をおすすめしております。
混ぜ物を入れる事は副作用のリスクやふくらみ、しこりなどの危険が高まるため、当院ではご本人から抽出された成長因子のみ使用しております。
妊娠中の方は受けられません。
個人差はありますが、2週間~1か月経つと、効果が実感できるようになります。