自己の血小板の中から、成長因子を取り出し、皮膚のたるみ、しわなどを修復します。目立たずこっそりきれいに。
薄毛、ひじ、ひざ等関節周囲の痛み(皮下に注入)の治療としても有効です。当院では女性外来として美容的治療だけではなく、PRPによる関節周囲の痛みの治療も行っています。
再生医療等提供計画番号:PC3160343 自己多血小板血漿(PRP)を用いたしわ、たるみの治療 | |
再生医療等提供計画番号:PC3200083 自己多血小板血漿(PRP)を用いた関節周囲の痛みの治療 | |
再生医療等提供計画番号:PC3200099 自己多血小板血漿(PRP)を用いた育毛治療 |
PRP療法とは、高濃度の血小板を含んだ“自己多血小板血漿(PRP)” を注入することで、ダメージを受けた肌を若く改善させる若返り治療です。
血液の中の血小板には、「成長因子」と呼ばれる、細胞を元気にして若返らせる成分が含まれており、その成分を機能が低下した部位に直接注入することで、お肌を活性化させることができます。
しわ、たるみ、 しみの治療、毛穴の縮小、にきび、にきび跡、にきび跡の赤みの改善、皮膚の若返り、薄毛、また、ひじやひざの痛みにも効果的です。目の周りのたるみでPRPを受けられる方が増えています。
しわ、たるみ、薄毛治療 料金(税込み価格) | |
PRP (顔もしくは頭全体で時間も長くなります) | 220,000円 |
部分的PRP (眉間、ほうれい線を中心に注入します。頭皮には部分的に注射します) | 121,000円 |
ひじ、ひざ等関節周囲の痛みの治療 料金(税込み価格) | |
PRP (左右関節一対の治療の場合も含む) | 121,000円 |
*初めての方は、美容相談(自費3,300円)、もしくは複合的なお悩みの場合はライフデザインカウンセリング(16,500円、30分)をインターネットもしくはお電話でご予約ください。院長がカウンセリング、施術をいたします。)
施術の施術が受けられない方
*採取した血液を遠心分離することで、病気が見つかる場合があります。その際は、PRPを採取できない、または注入することができません。 PRPを全く注入できなかった場合においては、採血・診察料として2万2,000円をいただきます。このケースでは、内科的な疾患が潜んでいる可能性が高いため、微細ガン検診をお薦めします。このようなフォローも医療と美容をサポートする女性外来の特徴の1つです。
PRP療法とは、血液を採取して試験管にとり、遠心分離機で、もの凄い回転数で回すと、試験管のちょうど真ん中あたりに血小板の層(成長因子)ができます。その部分を抽出して改善したい部分に注射器で注入していきます。
施術当日の流れ
*PRP療法は、院長が診察、注入いたします。
*施術は50-60分ほどお時間みてください。
少し技術的な話をすると、私の場合は、ご本人の気になっている部位はもちろんですが、顔の左右差や頰の下がり具合を確認します。
また将来どんなシワができてくるか、しみ予備軍の位置がわかるので、その辺りを中心に、また平面的な顔は立体的にデザインして射っていきます。
内出血や発赤をおこさないよう、真皮と表皮の間あたりを狙って細かく射ちます。
マスカラやアイライナーが目の下ににじんだりしないように。ファンデーションがしわに残らないように。左右差が目立たないようになど、女性ならではのお悩みも理解したうえで、施術します。
院長 平田 雅子
大きな違いは、ヒアルロン酸を入れたり、異物を入れるということは、顔とかを作り変えるということです。へこんでいるものを膨らませ、低いものを高くし、でっぱっているものを削り、腫れているものを結んで二重にしたりして作る技術で、自分と違うものになります。
目鼻立ちを治すとなると、裏側でつまんだり、シリコンを入れて高くしたりします。例えば、ヒアルロン酸は、しわに注入する。凹みに入れるとその時点で膨らむから、違うものになります。それは美容整形です。作り変えることは悪いことではありません。
PRPは、切ったりはったりするわけでなく、本人の治癒力で、老化してきた細胞をもどしていきます。年齢とともに脂肪活性は落ちていくので、例えば弾力がなくなるとか、張りがなくなるというところを、自分の血液を使い、血小板の成長因子を注入することで、徐々に細胞の一つ一つを活性化させ、若返りを図ります。自己の血液を使う、異物反応を起こさない医療です。さりげなく綺麗になるところも良いと思っています。
生きていることは、生まれたときから老化に向かって行くわけです。そしてその老化の加速はどんどん速くなります。更年期ぐらいから特に早くなります。その時に、若い時からしても良いのですけど、いろんな美容治療をしますと、少し若返ります。でも進んでいくのは同じ方向(老化)ですから、また施術をしてまた戻ります。また老化が進んで、また施術して、また戻る。そうしているうちに、施術をすることで自然な老化の速度にあらがう時がきます。その時に年齢より若く見えるようになります。
もちろん方法としては、それが保湿だけでうまくいく人、うまくいく時期もあれば、紫外線を避けることでうまくいく時期もあるけれども、だんだんそれだけではやっていけない時期がきます。施術方法として、しわの溝にヒアルロン酸を入れるとか、ボトックスで、ギュッてなったしわを緩めるとかそういう方法もありますが、PRPは、今一番新しい方法で、細胞一個一個を戻す、若返えらせるという再生医療です。マイナス20歳をめざしています。
3回ぐらい続けてすると、マイナス20歳につながる大きな道になります。毎日のお手入れももちろんだし、毎日どうケアしたらいいかを、PRPを注入しながらアドバイします。顔を触ると左右差があるので、いつも右側で噛んでませんかとか、左を向いて寝ていませんかとか、効き目が右ではないですかとか、目を使いすぎていませんかというのを、顔を触ったり、頭を触ったり、丁寧に見ながら、両方に同じ場所に打つけれども、左右同じようには打ちません。
また寝て打つので、途中で一回座ってもらって、重力がかかったときに、右がちょっと皺が深いと思ったら、こっちに二重に打つとか、倍打つとか、そういう左右差を見ながら打っていきますし、もともとの骨格もあるので、肘をついているとか、笑い方の癖で右だけ口角が上がるとかがあるので、そういういろんなことを想定して見ながら、左と右からみたり、一回途中で起き上がってもらって、ニッて口を開いたりして、いろいろしながら、この皺ができるときはこうなるんだなというのを見ながら打っていきます。
例えば小さいことだと、階段を上るときに、どっちの足から上がりますかとか、ドアはどっちの手で開けますかということなど、みんな影響してきます。口角が下がってくる、ほうれい線ができる人というのは、ハムストリングが弱いとか言われたりしますが、全部つながっているわけです。だからその辺の癖とかを途中で話したり、どう注意していったらいいかを言いながら射っています。真皮と表皮のギリギリのところ、出血しないギリギリのところで射っていきます。医師の間ではデザインするっていいます。
要は、全部つながっているけれども、私が望んでいることはやっぱり、その人がシミがあったり、しわがあったりすることで気後れして表に出にくいとか、こんなんじゃイヤだとか、帰宅途中に鏡に映る自分をみてがっかりしたとか、同窓会があってあの人なぜあんなに若いんだろうと思ったり、帰りの電車で窓に映る自分を見たら、なんでこんなに疲れているんだろうと思ったりするところが現実の悩みだけれども、その裏にはいろんなことがあるわけです。
まず顔が元気になったり、張りが出たら、やっぱり気分は変わるし、自分はもう年だからいいやってみんな言いますが、そんなふうに本心は思っていないわけです。結構本人の自覚ももちろんだけれども、みんなやっぱり他の人に若いですねって言われたいわけです。
いろんな施術を受けて、次に何か新しい施術を受けたいという人はもちろん、新しい医療に挑戦したいと思う人です。それから異物は入れたくない人です。
PRPを受けた人は、職場で男性陣に最近なにかやってるのみたいなことを言われたという人は多いです。誰かにそういうふうに気づかれると思います。全然やっぱり違います、受けていると。
例えば診察の際、他の人を呼んだ時に、前回PRPの施術をした人が待合室に来ているなと気づいたときに、いい顔になったなと思います。顔の影がみえないというのでしょうか。
美容施術とPRPを両方すれば一番いいけれども、PRPは深いところの細胞を若返らせます。成長因子の力はすごいです。どれだけすごいか?皮膚の張りや、毛穴、浅いシワ、毛だって生えてくるのです。
皮膚の張り、毛穴、浅いシワ、くすみ、顔が垢抜ける、都会的になるとでもいいましょうか。キュッとした感じになります。洗練された感じになります。
薄毛にも有効です。実際髪の毛は生えてきているし、頭皮の輪郭が見えている人が見えなくなりました。薄くなると、光が当たって輪郭が見える人がいますが、生えてきます。
整形で膝の関節にPRPを打つのも、2回目まではそんなに変化がわからないけれども、3回打ったら痛みが取れたという人は多いです。3回すると違います。細胞の再生を考えると3回です。
ある大学病院で間接腔にPRPを受けたときに、3回って言われたんですけど、1回目したけどあまり変わらなくて、2回目したけど、そんなに変わらない。3回目はやらない方がいいですかねと相談されることがあります。
そういう時は、3回やると違う。1+1=2ではなくて、5にも10にもなるのが再生医療の力だから、数値で出して1+1=2じゃないから。×(かける)だから、どんどん良くなるから、3回はやってみてと言います。それで3回目をしたら、もう痛くなくなりましたと言われました。よかった先生に聞いてと。
皮膚もそうです。再生する力は、ホップ、ステップ、ジャンプ、1回目はちょっと飛んで、2回目はさらに跳躍して、3回目はバーッと行く。継続は力なりです。
北海道からPRPを受けに来ている人もいます。半年に1回来ています、全然違います。
自分の調子をいつもベストにしておきたい。舞台とかにでるから、張れたりしたくないという方もいます。
例えば、表情のクセや骨格でできる深いシワに、ヒアルロン酸を注入すると、明らかにシワは下から持ち上げられ、伸ばされ、すぐにふっくらします。皮膚の溝にヒアルロン酸を充填して、溝を埋めるからです。綺麗に馴染めば、違和感なくふっくら若返ります。
PRPの場合は、全く違うアプローチになります。シワの溝を埋めるのではなく、周囲の細胞ひとつひとつに働いて、修復しつつ若返りを図ります。細胞ごとにエネルギーを注入するイメージです。
充填したヒアルロン酸は、いずれ無くなりますから、吸収されて無くなったら、また補わなければなりません。
PRPでの細胞の修復は、注射するごとにプラスに働きますから、自然なエイジングケアになります。
PRPを希望される方は、異物を入れるのが心配な方。レーザーなど、機械を使った治療をしたくない方。施術後、急に変化をして、何かしたでしょうと言われるのが嫌な方。美容液を変えたのですか、お化粧変えたのですか、くらいに思われる張りを保っていきたい方が多いです。
1度受けられると、皮膚のハリやキメは見事に変化しますから、リピーターは多いです。さりげなく綺麗になりたい方、美容成形ではなく、自分の力で綺麗になっているのがよいと思います。