プライバシーポリシー
ホーム 院長コラム皮膚科607-刺激性皮膚炎

皮膚科

607-刺激性皮膚炎

2023.04.15

今日もまた、皆さんにお伝えしなくてはということがありました。

 

若い女性の方ですが、つい数日前に顔が赤くなって痒いといらっしゃったのですが、今日は化粧品にかぶれたと来院されました。

 

よく聴きますと、前回のアドバイスを守り、良くなって安心したのか、美白やシワに効果の高いと言われるクリームを使ってみたようです。

 

そのクリームを塗った途端にビリビリしたので、すぐに水で流したそうですが、ビリビリは軽くなったものの腫れてしまい、真っ赤になっていました。

 

これは当然のことで、元々荒れていた皮膚には、見えない傷がいっぱいあったわけです。外用剤で数日で治ったように見えても、丈夫な皮膚まで戻るには1ヵ月はかかりますから、刺激にはまだまだ弱い状態だということです。

 

刺激のある美容効果の高いクリームを使ったことで、まだ治りきっていない傷が、また刺激を受けてぶり返したということが起きています。

 

見た目が良くなっても、1ヵ月は大事に、余計な刺激は与えずに守らなければいけません。

 

綺麗になりたいと思う気持ちはよくわかりますが、皮膚を大事に見守りましょう。

 

私のクリニック目白

院長 平田 雅子

関連する記事

ご予約完全予約制

ご予約はお電話もしくは
webサイトから承っております。

〒171-0031 東京都豊島区目白1-4-1 JR東日本ホテルメッツ 目白1階

診療時間
11:00-13:00
14:00-19:00

※ 土曜日が祝日の場合、診療することがあります。
※ 詳しくは担当医カレンダーをご覧ください。

アクセス情報

JR山手線 目白駅徒歩1分。改札口(1ヶ所だけです)を出たら、すぐ右折していただき、右手にあるJR東日本ホテルメッツ目白の1Fにあります。