ビタミンHとも呼ばれる“ビオチン”という薬があるのですが、これは髪の毛を丈夫にします。
髪の毛を丈夫にするというのは、細かった髪の毛がちょっとしっかりしてきたり、ペシャッとしていたのが、根元が立ち上がったりするような感じで効いてきます。
確かに患者さんを見ていては、効果が高いと思います。
また、私の息子が、髪の毛が薄いと気にしているので、ビオチンを内服していましたら、髪の毛はよくわからないとのことですが、爪がすごく固く丈夫になって、切りにくくなったと言っていました。
ビタミンHのHは、ドイツ語で皮膚のことハウトというところから、頭文字を採って皮膚のビタミンHから来ています。皮膚はもちろん、髪の毛、爪にも効きます。
中高年の女性の悩みでよくあるのですが、爪が欠けたり、雲母状に爪がむけてきたりすることがあります。つまり爪が弱っているサインです。
私たちはそういう時に、ビタミンH(ビオチン)を処方します。
短期間で良くなるというわけではないので、地味に内服や、注射(注射の場合は自由診療)を続けることが大事です。
それ以上にもっとしっかり生やしたいという方ですと、血液を採って遠心をかけて、血小板から成長因子を含んだPRP(多血小板血漿)を集めて、頭皮に注射していくというPRP療法が、育毛効果を期待できますのでお試しください。
執筆者・監修者
私のクリニック目白
院長 平田 雅子
医学博士
1960年生まれ 静岡県出身
日本大学医学部卒業
東京医科大学病院皮膚科入局
東京医科大学付属八王子医療センター皮膚科助手、永山皮膚科副院長を経て
2003年(平成15年)医療法人社団育生会 私のクリニック目白開設
専門医、資格等
日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
日本医師会産業医
国際中医薬膳師
アラガンボトックスビスタ®施注資格認定医











