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皮膚科

461-緊急皮膚対策 老化がすすむ夏

2022.07.06

シミシワたるみの対策として、まず日常のちょっとしたことから見直しましょう。

 

この暑さで皮膚温はグンと上がり、緩んだ毛穴が目立ち、ちりめんジワも増えています。そしてシミは、どんどん作られている感があります。

 

マスクをしていても落ちないファンデーションとか、厚塗りに見えないファンデーションとか、目指すところは、ナチュラルメイクということなのだと思います。

 

皮膚の上にものを載せることを、私自身は推奨していないので、シミを隠すより、これ以上作らない方法をお伝えしたいと思います。

 

まず、今あるシミをこれ以上絶対濃くしないためには、徹底的に日焼けを防ぐことになります。

 

簡単には、日焼け止めクリームを、しっかり丁寧に塗る事につきます。通勤のほんの少し歩く時間で、大汗をかいてしまうと、日焼け止めクリームもファンデーションも、みんな落ちてしまいます。

 

そうすると、朝塗って大丈夫だと信じていた防御効果は、大きく下がります。なので何度も塗ります。それにつきます。

 

また、シミは擦ることでできやすくなりますから、洗顔時には、1番シミのできやすい頬の高い部分、ここは絶対にこすらないこと、そっと水をかける程度の洗い方をします。

 

そしてこの夏の対策として、家に帰ったら、お風呂から出た後でも良いので、頬を小さい保冷剤をハンカチに包んで冷やしましょう。

 

冬の乾燥でシワは増えますが、夏はシミたるみを増やします。

 

1番陽射しや乾燥の影響を受ける、薄い、か弱い頬の部分は、軽い炎症を起こしているに違いないので、保冷剤をハンカチで包んで、そーっと冷やします。

 

冷やし方としては、ずっと冷やすのではなく、5秒10秒冷やしたら外してを繰り返します。

 

そんなことしたってさと思うかもしれませんが、日々の習慣が大事です。今夜から始めてみましょう。

 

私のクリニック目白

院長 平田 雅子

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