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皮膚科

636-パンケーキ症候群 名前はかわいいけど恐るべし

2023.07.01

気温が上がり、湿度が高くなると、“パンケーキ症候群”と呼ばれるアレルギーが増えてきます。

 

名前は可愛いですが、中身は怖いダニのアレルギーです。

 

日本では“お好み焼き症候群”でもよかったと思うのですが、パンケーキ症候群と呼ばれるようになりました。

 

内容はかなりシビアです。重症だと腹痛や下痢、嘔吐が突然起きたり、喘息などアナフィラキシー様の症状がでます。

 

例えば、同じチェーン店でも、渋谷店のコーヒーを飲んだときだけ具合が悪くなる。同じチェーン店のパン屋さんなのに、池袋店のパンだけがダメ。という現象が起こります。

 

食べたものに、ダニが繁殖していたのです。挽いたコーヒー豆、小麦粉、寒天のもと、麺類、お麩など、ダニが繁殖できる物なら何でも原因になります。

 

普段は大丈夫、家で食べるものは大丈夫、でもどこかのお店で食べた後だけ具合が悪くなるということは、小麦の保存の仕方が違うから起こります。

 

粉ものは、開けたら一度に使うか、残りは密封して全て冷蔵庫に保存し、早めに使い切りましょう。私は塩や砂糖も全部冷蔵庫に保管しています。

 

細かいチェックがアレルギーから身を守ります。抜かりなくいきましょう。

 

私のクリニック目白

院長 平田 雅子

 

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