昨年、ちょっと珍しいものとしては、色素性痒疹(しきそせいようしん)という皮膚の病気の方が意外と多かったです。そして今年も、今からその対策が必要そうです。
色素性痒疹の大きな原因は、痩せることです。糖質制限のダイエットをして、ケトン体が増えたりでなるというのはわかっています。
本当にダイエットのしすぎで、発症する人もあるのですが、昨年は、本人はダイエットなど全然しているつもりはないのに、皮疹が出現し、痒いと言って来院された方が多かったです。
大体年に1人ぐらいなのに、記憶しているだけで、昨年は6人ぐらいいました。どうしてかなと考えてみましたところ、多分、夏がものすごく暑くて、大汗をかいて、痩せる気もないのに痩せてしまった人がいたのではないかなと思いました。
2、3キロ体重が減ったぐらいでも、起きてくる方いらっしゃいます。
また、ずっとお腹を壊していたりすると、やはり体重が減って起きてくることがあります。
だいたいブラジャーの周りに発疹ができてきます。網目状に派手にできて、ちょっとなんといいますか、女子、特に若い女の子に多いので、見た目にすごく、かわいそうな状態です。
ただ、色素性痒疹には、特効薬がありますので、痒くて眠れず、ちょっと体重も減ったかなという時には、皮膚科を受診してみてください。
暑い季節に入る今から、体重の減少に注意して、保湿も忘れずにお願いします。
執筆者・監修者
私のクリニック目白
院長 平田 雅子
医学博士
1960年生まれ 静岡県出身
日本大学医学部卒業
東京医科大学病院皮膚科入局
東京医科大学付属八王子医療センター皮膚科助手、永山皮膚科副院長を経て
2003年(平成15年)医療法人社団育生会 私のクリニック目白開設
専門医、資格等
日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
日本医師会産業医
国際中医薬膳師
アラガンボトックスビスタ®施注資格認定医











