昔、私はいつも調子が悪い若者でした。人と同じことをしても、すぐに疲れてしまう。
日に当たると疲れるし、雨に打たれると熱を出す、クーラーの効いた電車に長く乗るとすぐに喉が痛くなる、冷えると肩が凝る、すぐお腹が緩くなる、いつも弱っちくてなかなか大変でした。
仕事を始めてからも、何だかもやもや疲れていました。でも最近は、自分の調子を取り戻せた気がしています。
花粉症も、ある時期とてもひどく、喘息が出たり、もうほんとに情けないくらい、調子が悪かったのですが、それなりに気をつけて、大丈夫な振りをしていました。なので、休みの日は動けず、横たわっていることが多かったと記憶しています。
すぐ疲れてしまうのには、必ず原因があります。その頃も、食べるものに気をつけていたと思うのですが、ダメでした。もちろん、いろんなストレスもあったと思いますが、誰にでもストレスはあります。
いつも調子が悪いと、そのことが自分にとっては当たり前なので、何とかこなしていくしかないのです。電車で座れれば、眠ってしまうし、風邪をひくと、なかなか治りません。
人には元々生まれ持った、体力や免疫力があります。おそらくこれは、生涯変わりません。同じ疾患で同じ治療をしても、効果が出る方と、出にくい方があります。
それは治療を受ける側の準備、状態の違いもとても大きいです。あまり丈夫に生まれてこれなかった方は、弱いなりの生き方があるということを、見つけていくことが大切です。
まず、どこが弱いのか、ちゃんと自分を知ること、胃腸が弱いのか、頭痛持ちなのか、痛みに弱いのか、メンタルなのかを、ちゃんと気づくことから始めましょう。
私の場合は、ずっと自分は胃腸が弱いのだと思っていましたし、頭痛持ちなのだと思っていました。
10年ほど前に検査が可能になった、遅延型食物アレルギー検査で、合わないものがわかり除去し始めたら、嘘のようにいろんなことが解決しました。
口内炎も出なくなりましたし、花粉症も苦しいほどではなくなりました。頭痛も減りましたし、お腹も痛くなくなりました。
食物のアレルギー検査や、生まれ持った自分のプログラムを知る核酸検査が、体調の見直しにつながれば幸いです。詳しくは、ライフデザインカウンセリングでご相談ください。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子