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ライフデザインカウンセリング

445-病態を数値だけで判断しない目を持とう  検査で異常値が出たときの考え方

2022.06.10

例えば採血結果で、基準値を大きく逸脱するような数値が出たとき、どう考えればよいか。

 

メタボリック症候群では、それなりの治療が必要ですが、必ず基準値に収めるというのではなく、食事療法や運動療法を並行しながら、その方の体調に合う数値を、保っていくのが良いと考えています。

 

検査施設によっては、かなり厳しい基準もありますから、必ずしも基準内を目指す必要がない場合もあります。

 

リウマチなどの膠原病は、症状が全くなくても、異常なスコアを示す事はよくあります。体調も良く、日常生活に支障がなければ、積極的な治療はすぐに始める必要はないと思います。

 

その方のエピソードと、遺伝的な背景と、現在置かれている環境等を踏まえて、治療を進めることが大事だと思います。

 

さまざまな病気や病態に対して、新しい薬は次々作られています。薬を使うことでの弊害も、起こる可能性は充分ありますから、生活の質が落ちないように手当をすることが、とても重要です。

 

ある疾患を避けられない遺伝情報を持って生まれてくる方も、多々あります。調べれば、かなりの確率でわかる時代になってきました。

 

よいことも悪いことも、自身の状態を素直に受け止めて、改善のために必要なことを逃さずにしていくことが望まれます。

 

私のクリニック目白

院長 平田 雅子

 

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