とにかく保湿を
口周りのシワの手入れとしては、とにかく保湿です。顔を洗う前でもいいので、朝起きたらすぐ保湿してください。日中も乾燥していると思ったら、ちょっとクリームを置くだけでいいので塗ってください。
乾燥している状態で、例えば大笑いをすると、乾燥してパキッっと皮膚が裂けます。細かいシワがピリピリっとできて、それは大きなシワを作る元になってしまうので、いつも気になったら保湿してください。
よく何を塗ったらいいですかと聞かれるのですが、乳液でもクリームでも、ワセリンでも日焼け止めでも、普段使っているものでいいので、部位を問わず気になったときは塗ってください。
乾燥に耐えながら、ちょっとかゆいのに、我慢して家まで帰って塗るとかではなく、持ち歩いて気になったらすぐに塗ってください。それがシワを作らない一番大事な方法です。
シワ、クセのチェックを
患者さんと話していると、口をタコのようにすぼめる方が結構多いです。それが無意識のうちにシワを作っていきます。
唇の周りのシワは、よく漫画で描かれているおばあちゃんの顔のように、放射状に寄ります。うがいをするときも、よく噛んで食べるときも、喋っているときも、少なからずシワが寄ります。
口の開き方で、口周りのシワの出来方が違ってきますので、自分の顔をちゃんと一度、ビデオで撮ってみて、どういう口の開け方をしているのかなどをチェックするといいと思います。
子供の時には可愛かったエクボも、元々は筋肉の一部が、皮膚の深い部分と癒着しているので、加齢によって皮膚の張りが落ちたり、コラーゲンが減ると、癒着して引っ張られているところが目立って、縦線状のシワになります。
まずは自分がどんな時にシワができるのか、どんな癖があるのかを知ることが一番大事です。
眉間、おでこのシワのクセ
眉間のシワや、おでこのシワを気にされている方もとても多いのですが、眉間のシワは、物をよく見ようとしたり、相手をじっと見たり、そういう時にできます。
眩しい時にも眉間のシワはできます。あとはクセで眉毛が上がってしまう方、左右両方同じに上がる方もいれば、片方だけ上がったりする方もいらっしゃいます。
昔の歌で、「嘘をついた時に片方の眉毛が上がるから分かるの」というような歌詞があった気がしますが、嘘をついてなくても、本当にそういうクセはあります。
おでこは、頭皮が固まって頭が凝っていると、顔の皮膚と頭皮が一緒に動かず、シワが髪の生え際で固定されてシワになってしまいます。頭皮をほぐしましょう。
美容治療を長持ちさせるためにも
もちろん、ボトックス注射、PRP療法、ベビーコラーゲン注入など、いろいろな方法でシワを取ることはできますが、シワ治療後も、そのシワを作らない表情ができないとすぐ戻ってしまうので、ぜひご自身でも気をつけていただきたいです。
執筆者・監修者
私のクリニック目白
院長 平田 雅子
医学博士
1960年生まれ 静岡県出身
日本大学医学部卒業
東京医科大学病院皮膚科入局
東京医科大学付属八王子医療センター皮膚科助手、永山皮膚科副院長を経て
2003年(平成15年)医療法人社団育生会 私のクリニック目白開設
専門医、資格等
日本皮膚科学会認定 皮膚科専門医
日本医師会産業医
国際中医薬膳師
アラガンボトックスビスタ®施注資格認定医












