先月のコラム「608-心因性皮膚炎」や、その前にも何度かお伝えしました、危機に直面したときの手段は、
① 戦う
② 逃げる
③ 同調する
でしたが、心理カウンセリングや心療内科にかかるのも1つの方法ではあります。
新学期が始まってから、また仕事が始まってから今まで、オンラインで人に直接会わずに済んでいたことが、この春から対面でとなったこともあり、悩みが増えた方もかなりいらっしゃいます。
また、環境が変わったことで、自身の立ち位置がわからなくなった方もいらっしゃいます。
ここ最近、日常の診療であまりに鬱々した方が多いので、6月は心療内科の枠を少し増やしました。
臨床心理士によるカウンセリングも同様に、枠を増やしましたので、一度相談をするなり、薬を飲むなりして、自分の体調とメンタルをコントロールしても良いかもしれません。
何事も諦めずにいきましょう。
心療内科での内服は、一生続くと心配される方も多いですが、今を乗り越えるために、一時的に薬の力を借りることもありです。
また、カウンセリングで、自分の悩みの正体を見極めることもよいでしょう。
前向きに行きましょう。
私のクリニック目白
院長 平田 雅子