最近、中高生のお子さんのお母さまからの問い合わせが多く、ちょっと心配になり、書いてみました。『子供の脱毛』いつしたらいいのか、まだ早いのか。 プールが始まる前に、バレエの発表会の前に、テニスの試合の前に、冬だって腕を出すファッションのこともあるし、毛深いのどうしたらいいのって、悩んでいる親子さんはたくさんいらっしゃいました。
大人はムダ毛なんて言うけれど、どの毛も本当はムダではなく、神経がたくさん集まっている大事な場所を毛で守っています。とはいえ、やっぱりツルッとした綺麗な脇や足になりたくて、子供たちも剃ったり、抜いたりしてい ます。大人がいやなものは子供だって嫌いなんです。うまく剃れないと、子供も皮膚を傷つけてしまい、毛を剃った後、毛穴がブツブツ赤く目立ち、痒く てかきこわしてしまうこともあります。
毛を抜くお子さんも注意!毛の根元には、毛乳頭といって、毛に栄養を与えている血管が入り込んで いる大事な部位があります。毛を抜くと、ここから毛を無理やり引っ張って剥がすことになります。微小出血を起こし、炎症が起こります。また抜くことで次に生える毛の向きが変化すると、皮膚に毛が埋もれ迷入毛と呼ばれる状態になりま す。
クリニックにいらっしゃる大人では、ムダ毛の訴えは、脚と脇が断トツに多く、夏は平均して週に2 ~3回剃っている方がほとんどです。中高生では毎日からだじゅう、そっているお子さんもいらっしゃいます。上手く剃っているなら、剃ることは別に悪いことではないのですが、気にしすぎて、毎日毎日剃って皮膚を傷めていたり、思い悩んでいるのなら、思い切って機械を使った脱毛もお薦めです。
私のクリニック目白では光の脱毛を行なっています。皮膚をしっかり診て、脱毛ができる皮膚か診察し、皮膚が傷んでいる場合は治療をしてから、プール授業やバレエの発表会、テニスの試合に間に合うようにします。悩んでブツブツの足より、早く決断してツルツルの足の方が、いろいろ頑張れそうですね。春休みごろに、お子様向けの特別メニューを現在計画しています。それまでに一度ご相談ください。
私のクリニック目白
院長 平田雅子